養老院「三太」
地震は突然やって来ます。台風の様に進路や風速が予想出来ません。
過去の事例から、周期性を予測しどの程度危険な状態にあるか推し量る。地中深く穴を掘り
歪み具合を計測する。この辺が今行われている公式な地震予測です。
地震雲や動物の異常行動の観察等俗説は種々ありますが、その根拠を国は一切認めていません。
政府が唯一発表した見解は、今後30年間の間に東海・東南海・南海地震が発生する確率は80%
を超える、と云う事だけです。
80%の確率で発生すると云われても、明日なのか30年先なのかでは、対処方法が全く違ってきます。
国は決して何時発生するとは云ってくれません。発生すると云って発生しなかった場合の経済損失も
地震と同様に莫大な金額になるからです。又頻繁に警戒を促すと慢性化してしまい、実際に発生した
場合の対処効果が低くなると考えているのでしょう。
地震対策は各個人がどれだけ真剣に受け止め、どう対処するかに任せられているのです。
20世紀末の大異変騒ぎの様に、結局何も起こらなかったと云う事もあります。
軽はずみな根拠や迷信で、人々を煽動するつもりはありませんが、近々大きな地震が発生しそうだ
と云う、(出来れば外れて欲しい)予測を次回記します。