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神野沙樹

「活き生き組織」をともに作る社会保険労務士

神野沙樹(かみのさき) / 社会保険労務士

株式会社Niesul(ニースル社労士事務所併設)

コラム

【ストレスチェック3】メンタルヘルス対策を何もしていません。企業として何から手を付ければよいので

2014年9月22日 公開 / 2014年9月27日更新

テーマ:メンタルヘルスに関すること

コラムカテゴリ:ビジネス

コラムキーワード: メンタルヘルス 対策

【ストレスチェック3】メンタルヘルス対策を何もしていません。企業として何から手を付ければよいのでしょう

こちらの質問も、よく受ける質問のひとつです。

この質問を受けたときに私どもが回答するのは「メンタルヘルスプロジェクトチーム」を作ってみてはいかがですか?ということ。

何だか大層だな…
そう感じられるでしょうか。

しかし、一番これが早いと感じます。
その理由は2つです。

プロジェクトチームを作る2つの理由


1つは、現在「何かメンタルヘルス対策を講じないと」と思っていらっしゃるみなさんが居ます。
しかし、みなさん日々の業務でお忙しいことと思います。

「頭では分かっているけれどなかなか手が付けられない…」
これが本音ではないでしょうか。

それであればいっそのこと「プロジェクトチーム」(または「メンタルヘルス委員会」でも、名前は何でも結構です)を作ってしまうことで、他の人と協力して取り組んでいくことが出来るからです。


理由の2つ目は、「メンタルヘルス対策を一人でやっても、本質が変わらない」からです。

つまり、メンタルヘルス対策をお一人でされたとします。
色んな取り組みを考えたとしましょう。

それを、全社員に周知して、社員は「言われたから仕方なく」と意識を向けます。

これで本当に意味があるでしょうか。
会社として、「メンタルヘルス問題に向き合わなければ」と対応が変わっていくでしょうか。

正直、なかなか難しいと思います。
メンタルヘルス問題は、「各人の意識」が大切です。

1人ですべてを進めていくことは非常に大変です。

だからこそ、メンタルヘルス対策を取り組む中心メンバーを決めて、複数人で進めていくことをおすすめしています。

ですので、もし「何かしなければ…でも何からしたらよいのか」と悩んでいらっしゃる場合は、「まず形を作る」ことから始められてはいかがでしょうか。

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