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コラム

勤務間インターバルの導入は進むのか

2018年7月26日

テーマ:勤務間インターバル制度について

コラムカテゴリ:法律関連

厚生労働省は昨年12月、「平成29年 就労条件総合調査」の結果を公表しました。今回初めて「勤務間インターバル制度」について調査をおこなっています。

勤務間インターバル制度とは、1日の勤務終了時刻から翌日の始業時刻までに一定時間のインターバル(休息時間)を設けることで、労働者の睡眠時間や生活時間を確保しようという制度です。政府はこの制度の普及に取り組んでおり、昨年から勤務間インターバル制度を導入した企業に対する助成金も新設されています。

調査結果によると、勤務終了時刻から翌日の始業時刻までの間隔が11時間以上あいている労働者は「全員」「ほとんど全員」と答えた企業が7割を超えていました。しかし、「全くいない」「ほとんどいない」と答えた企業も12.7%存在しています。朝9時始業だとすると、夜10時までに仕事を終える社員がほとんどいないという状況です。

勤務間インターバル制度を導入している企業は1.4%、導入を予定している企業もわずか5.1%です。導入しない理由としてもっとも多かったのは「その制度を知らなかったため」(40.2%)でした。

この記事を書いたプロ

鈴木圭史

労務相談の専門家

鈴木圭史(ドラフト労務管理事務所)

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