滞納賃料の催促無視と鍵の取換え。
物件の最終確認と登記事項証明書とは
●売買物件の決済(引渡し)前には、最終確認が必要となります。
①新築物件の場合は、設計図面の通り完成しているか
②売買契約時に確認したことと変わったところはないか
③明渡しは完全になされているか(売主の残置物等)
④契約時に発見できなかった不具合な箇所はないか
などについて最終確認をします。
また、付帯設備についても同様に、
① 付帯設備の有無
② 付帯設備の使用の可否
などについて最終確認をします。
●登記事項証明書とは
不動産の権利関係は、登記事項証明書を取得し調査することで、かなりのことがわかります。
しかし、登記は全て正しく完全なものといえるものではありませんので、注意も必要となります。登記について権利を有する人は、その証拠となる書類があるはずなので、その確認も重要な調査事項といえます。
不動産の登記は、不動産の権利関係をはっきりさせておくために行われるものであり、登記されている不動産については登記事項とその内容について調査することにより、不動産の権利関係を一応知ることができます。
しかし、登記することができない権利もありますし、登記することができても登記していない権利もあります。
●権利に関する登記は関係当事者の申請によって登記され、原則として強制はされません。
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