住宅地の案内。
満室経営には空部屋の管理が重要です。
●先日、賃貸マンンションの案内をしました。１LDKの媒介物件です。
室内に入ると、窓際の床面や壁にコバエ（羽がハート型のチョウバエ）
が発生していました。
また、不快な異臭も漂い・・・入居希望者は、「室内で何かあったので
すか？」と不安そうでした。
＊当然のことです！
この場合・・・理由はいたって簡単です。
排水を長期間使用しなかったので（長期間の空部屋）、トラップ（S字
やU字の排管）の残留水が蒸発し、下水臭やコバエが排水管を伝い
室内に侵入してきたわけです。
対策は、月に２回程度、台所・浴室・トイレ・洗濯機パンなどの排水口に
水を流すことです。また、ラップや栓をして侵入虫を防ぐことも必要です。
私は所有・管理物件に空部屋がある場合、定期的にペットボトルやジョ
ウロに水を入れて、排水口に流しに行っています。
窓も開けるので換気も出来るし、侵入虫の対策にはとても有効だと思い
ます。
内覧の時の印象はとても重要です・・・。
日頃の空室管理が成約や、満室経営に大きな影響を与えます。
正しい事が良い結果になるとは限りません。
○岡山市 不動産コンサルタント 宮本裕文
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