赤ちゃんが自分の手を舐めるためには努力が必要
■ 将来を考えること
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お子さんがよく転んで、打ち身や擦り傷などケガが絶えないけど、どこかおかしいのかな。
そう思う方にはこれから先に起こりうることを考えていただきたいと思います。
危機感が募るかもしれませんが、そうならないために今からできることがあるということを
学びましょう。
そして、何よりも重要なのが継続して実践することです。
1歳のお子さんは早かれ遅かれほとんどの場合、自分で歩くことができています。
歩くことができれば、そのうち小走りやジャンプもできるようになります。
しかし、よく転ぶお子さんは普通に歩いているだけなのに転ぶので、走るとさらに転びやすい
状況になり、転ぶ頻度が増えることが考えられます。
転び続けても興味があることに向かって行動するのが子どもです。
でも、転ぶことばかりを経験してしまうと、転びたくないから「しない」という選択を
してしまうお子さんもいます。
すると、子どもにとっては楽しそうなことがたくさんある環境なのに動こうとしない。
他の子どもに比べてなんとなくペースがゆっくり。
■ 転ぶ子どもの運動能力は?
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身体を動かすという経験を積むことはとても重要で、運動能力だけではなく学習面や
将来の健康にも大きく影響を及ぼします。
乳児期から積み上げた動きは幼児期に引き継がれ、乳児期のからだの動かし方をさらに
洗練させて磨き上げていきます。
その結果、スポーツ万能でなんでも器用にこなす子ども、あるいは、何をやってもうまく
できずやる気がなさそうな子ども、というような運動能力や気力の差が生まれてきます。
運動能力は生まれつきではなく、生まれてからの経験によって作り上げられるのですから
どのような経験を積み上げるかが重要です。
動くためにいつも始めから終わりまで力みっぱなしで、必要以上に力を入れて動く経験を
積めば、「動く=力いっぱい」というからだの使い方が出来上がります。
力の入れるタイミングが分からず、動く時には始めから力を入れるばかりしていると、
動かないときにも筋肉の緊張が解けず、やがてコリや痛みなどからだの不調がでてきます。
■ 今、どうするかが大事
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いつも緊張状態というのは精神面でもリラックスしていないため、不安も強く、自分に自信が持てず、
前向きにはなりにくいかもしれません。
1歳だから転ぶのはしょうがないと簡単に考えていると、数年経ってもよく転びます。
そんなお子さんが増えています。
できれば「うちの子よく転ぶなぁ・・」と感じた今、「そのうち転ばなくなる」ではなく、
「今のうちから、将来大きなことが起こらないうちに、芽が小さいうちに摘んでしまおう」と
考え方を変え、実践を学びましょう。
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