赤ちゃんが自分の手を舐めるためには努力が必要
■ 赤ちゃんがしゃべったらどう言っている?
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赤ちゃんの目の前でおもちゃを見せると、「そのおもちゃ、ちょうだい」とは言いません。
まだ言えないからです。
しゃべることはできなくても赤ちゃんの様子を見ていると、その気持ちは伝わってきます。
赤ちゃんはおもちゃが見えると、視線を向けてそれを見ています。
少し動かすと、おもちゃから視線を外さず、目や顔を動かして追ってきます。
もし、赤ちゃんがその時にしゃべることができたならば、
「それなぁに?」
「みたことがないなぁ」
「ちょうだい」
「ほしい、ほしい」
目は口ほどにものを言うといわれますが、目の輝きや目の動きから何を言わんとしているのかは
伝わってきます。
また、手足の動きやからだ全体から発する心の声からも、赤ちゃんの言いたいことは
伝わってくるのではないでしょうか。
■ しゃべれなくても表現
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赤ちゃんは欲しいおもちゃがあれば、自分から手を伸ばして持って遊ぶだろうと思いますが、
首がすわる前の赤ちゃんは、気になるものが見えてもうまく手を伸ばすことができません。
視線はそのおもちゃに釘付けで、手を伸ばしておもちゃを持ちたい気持ちはあるので、
腕がバタバタするだけでおもちゃには到達しません。
それが次第に見たものに手を伸ばしていくようになり、思ったところに手が伸びて、
欲しいものを手にすることができるようになります。
持ったらそれを口に持って行って舐めますね。
でも、口に持っていく前に落ちてしまったり、舐めている途中で落としてしまうことがあります。
「あれ?ない」
「どこにいっちゃった?」
「さっきのおもちゃ~~」
手足をバタバタさせてアピールします。
見えなくなったおもちゃが再び目の前に現れると、
「あった!」
と視線を合わせ、手を伸ばそうとしてきます。
■ 大人の思い込みが阻むこと
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赤ちゃんが自分の気持ちを言葉で表すことができるまでには数カ月を要しますが、
早くから目や手足などボディランゲージで自分の気持ちを表しています。
赤ちゃんはおもちゃを見たとき以外にも、状況に応じて様々な表現をします。
お母さんの笑顔が見えるとニコッと笑って嬉しい気持ちを表情に表します。
見たことがないものを目にすると、じーっと見て様子を伺っています。
子どもの遊び声が聞こえると、そちらに顔を向け、興味深そうに見ています。
時には自分も参加したいのか、声を発することもあります。
赤ちゃんの様子からその時の気持ちを推し測り、言葉にして伝えることは、
親子のコミュニケーションの基本です。
おもちゃを見ても喜ばないから興味がないと決めつけず、赤ちゃんの様子をよく見ましょう。
大人の思い込みが子どもの可能性の芽を摘んでいることもあるのですから。
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