赤ちゃんの動きの癖、見えていても気づかないのはなぜ?
■ してほしいことをちゃんと伝えている赤ちゃん
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赤ちゃんを見るとその可愛らしさに心が穏やかになり、目が合った時の笑顔はその純粋さに
心が清らかになっていく思いがします。
知らない人から話しかけられると、ちゃんとその話を聞いているかのように
相手の顔をじーっと見たり、会話をするかのように声を発したり。
赤ちゃんは言葉で伝えることができなくても、自分の意志はちゃんと伝えています。
おなかが空いたときは「おなかがすいたよ~」と泣く。
眠たいときは「ねむたいよ~」と泣く。
抱っこをしてほしいときは「だっこしてよ~」と泣く。
暑いときは「あついよ~」と泣く。
言葉の代わりに「泣く」という手段で、また「泣き方」を変えて表現しています。
赤ちゃんが何を伝えようとしているのか、慣れと経験によって次第にわかることが増えてきます。
■ 赤ちゃんがしてほしいことをどのようにしてあげるか
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言葉を話すことができない赤ちゃんの気持ちを察することは、初めての子育てでは慣れるまでの
数カ月は容易ではありません。
試行錯誤しながらも今までの経験で培った「観察力」「思考力」「判断力」などをフル活用して
赤ちゃんの要望に応えられるものを導き出します。
だからといって何でもかんでもしてあげればいいわけではありません。
赤ちゃんは自分でできないことをしてほしいと訴えますが、自分でできるのにいつまでも
してあげることは赤ちゃんのためにはなりません。
全くできないけど、そのうちできる、あるいは少しできかけているならば、自分でできるように
うまく導いてあげると自分でできることが増えてきます。
100%してあげるのではなく、ちょっと手助けをしてあげることで自分でできる部分は
赤ちゃんが自ら行うように補助してあげるのです。
■ なんでもいいわけではなく、その先を考えて促す
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例えば、寝返りをやっとするようになったばかりの赤ちゃん。
できるようになると嬉しくて、何度も何度も寝返ります。
でも、うつ伏せからあおむけにはすぐには戻れません。
寝返った後、しばらくは周りの様子に興味を持っているのですが、次第にぐずってきます。
「もとにもどりたいよ~」
あおむけに戻すと落ち着くのですが、またすぐに寝返る。
そしてしばらくすると「もどして~」とぐずる。
この時に自分であおむけに戻るようなからだの使い方をさせるようにうまく導いてあげれば
赤ちゃんはそのようにからだを動かす練習ができるのです。
ただ仰向けに戻ればいいのではなく、正しいからだの使い方で戻れるように促すことが
赤ちゃんのその後の発達に適切なつながりを持つようになります。
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