仰向けで足を持たない、舐めない赤ちゃん
■ 赤ちゃんの抱っこが苦痛
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赤ちゃんは抱っこされると落ち着くはず。
と思って抱っこするのになかなか落ち着いてくれず、泣き方は更にエスカレート。
からだ全体を大きく反り返らせて嫌がるので、落としそうになり、抱きにくい。
だから抱っこするのも苦痛になってきます。
そんな悩みを訴える新米ママさんの相談を受けることが増えています。
泣いている原因によっては、抱っこだけでは落ち着かないこともあります。
思い当たる理由がなければ、抱っこすることで少しは落ち着いてほしいと思うものです。
下ろしても泣き止まないことは分かっているから、抱っこしたまま立ったり、歩いたり、
揺すってみたりするのですが、嫌がるばかりでなす術がなく途方に暮れることもあります。
■ 赤ちゃんが落ち着くのは・・
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赤ちゃんはお母さんのお腹の中にいる時には、からだ全体を小さく丸めています。
股関節や膝を曲げ、肘や顔が膝に近づき、かなり小さくなっています。
私たちが真似をすると窮屈じゃないのかなと思うような状態で、数か月過ごしています。
生まれた後は、仰向けにしてもうつ伏せにしても、お腹の中のようにからだ全体を丸めた
姿勢でいることはありません。
丸くなるというよりはからだ全体を伸ばす状態になっています。
お腹の中はからだの周りを囲まれて、狭い空間の中でも包まれているため、
安心して過ごしていました。
生まれてからは包まれた状態ではなく、丸くもなれず、慣れるまでは落ち着かない環境です。
せめて抱っこしてもらった時には、温もりとともに優しく包まれ、お腹の中と同じように
安心したいのです。
それが分かれば、お腹の中を再現するように抱っこしてあげればいいのです。
■ 赤ちゃんが安心するように抱っこ
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まずは、頭。
顔はお臍を見るように顎を引いた状態です。
肘と膝がからだの真ん中に集まるようにすると、からだ全体が丸くなります。
その姿勢を保つように、締め付けるのではなく、優しく抱っこします。
抱いている腕や肩に力が入っていると、締め付けられた感じがするので、
赤ちゃんは嫌がるかもしれません。
おくるみなどで包んで抱っこすると、赤ちゃんは丸くなりやすく、包まれている安心感があります。
ほとんどが縦抱きなのでそれ以外は落ち着かないと思っていても、からだ全体が丸くなるように
抱き方を変えるだけで赤ちゃんは落ち着いてきます。
抱く側も抱きやすくなるのでぜひお試しください。
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