赤ちゃんが自分の手を舐めるためには努力が必要
■ バランスは無意識
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私達は日常動作においてバランス取ることをあまり意識することはありません。
ほとんどが無意識に行っています。
家の中で段差があっても、道路が坂道でも、山道がデコボコでも、その場その場の
環境に合わせてからだが自然に動いています。
しかし、アクシデントによってバランスを崩しケガや骨折などをした時には
「バランスが悪くなったのでは・・」と不安になることもあります。
ケガに至らなくても、つまずくことが頻繁に起こるようになると
「以前に比べて、最近はバランスが悪くなった」と実感するでしょう。
このバランスを取るためには足の裏からの情報が重要になります。
しかし、赤ちゃんは生まれてすぐには歩けません。
では、歩くまでにバランス感覚は育たないのでしょうか。
■ 赤ちゃんは生まれてすぐからバランス練習
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実は、生まれてからすぐにバランスを養うためのからだの働きは育っています。
それは重力の影響を受けながら、からだの中心の軸を作ることです。
私達は立っている時、焼き鳥の串のようにからだの真ん中を地面から頭まで
突き抜けるような中心の軸を持っています。
この軸が前後左右に偏っているとまっすぐ立てないので、軸の偏りに対してからだの
どこかを反対方向に動かし、バランスを取ろうとします。
例えば、背中を丸めて頭を前に出す、頭が横に倒れたら背骨を反対に曲げるなど。
赤ちゃんはこの中心の軸を作るために、寝かされている状態で頭を左右に動かします。
寝返りをするほどの動きはまだできなくても、頭は左右に動かすことができます。
背骨の中でも腰ではなく首から動かし始めます。
■ 向き癖とバランス感覚
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首がすわるまでの赤ちゃんは、顔を左右のいずれかに向けていることが多いのですが、
顔の向きを右や左へ動かしながら、自分のからだの真ん中探しをしているのです。
そして次第に正面を向くようになってきます。
生まれた時の首はグラングランしていますが、4ヶ月くらいにはしっかりしてくるので
「首がすわった」と感じます。
この首がからだの真ん中に乗って安定するためには、からだの中心の軸が定まることが
重要なのです。
からだの中心の軸を定めるために、赤ちゃんは寝かされている時に頭を左右に動かして
どこが真ん中なのかを探しています。
私達も立位でも座位でも真ん中がどこかを探す時には、左右動いてみないと分かりません。
つまり赤ちゃんも真ん中の軸を獲得するために、まずは首を動かして真ん中がどこなのか
頭の位置を定めようとしているのです。
向き癖がある赤ちゃんは左右の偏りがあるので、からだの中心の軸を獲得するためには
首がすわる前に偏りを調えてあげましょう。
自分で左右どちらにも動かせるように促してあげるといいでしょう。
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