赤ちゃんの足舐めは、運動上手な子どもになるための基本
■ お腹を突き出す姿勢がもたらす腰への負担
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赤ちゃんが1日の中で一番抱っこしてもらう頻度が高いのは、ほとんどの場合お母さん。
赤ちゃんによって個人差はありますが、授乳も含めると1日の内抱っこしている時間は
トータルで数時間に及ぶでしょう。
座って抱っこだけならまだしも、それでは赤ちゃんのグズグズがおさまらない。
となると、立つことになり、立っただけでは収まらず、揺らしながら部屋の中をウロウロ。
赤ちゃんはユラユラしてもらうのが心地よいのです。
立って抱っこしていると、腕や肩が疲れてきて、重さをカバーするために
次第に姿勢を変えていきます。
落とさないようにからだに乗せようと、お腹を突き出していくのです。
その姿勢を横から見るとよく分かるのですが、お腹を前に突き出すと、後ろ側の腰は
かなり反ってきます。
背骨はS字カーブといわれるように、首や胸、腰の部分で弯曲があるのが正しい姿勢です。
背骨の腰の部分(腰椎)は正しい並びであれば反った形になっています。
それをさらに反らせるのですから、腰椎への負担はかなり増してしまいます。
この腰を反らせる姿勢は、産後の抱っこから始まったものではありません。
妊娠中もほとんどの妊婦さんが同様の姿勢に変化しています。
■ 妊娠中~産後にかけての姿勢の変化
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お腹が徐々に大きくなり、前にせり出していくのですから、からだの前で重たい物を
持っている時と同じような状態を数か月継続しています。
物は下ろせばいいのですが、お腹の赤ちゃんはそうはいきません。
お腹が大きくなるにつれ、腰の反りも次第に強くなっていきます。
このように女性は妊娠中から体型の変化に伴い、必然的に腰を反らせやすくなり、
産後は赤ちゃんの抱っこで妊娠中と同じような姿勢を取らざるを得なくなっています。
生まれた時は3,000gくらいだった赤ちゃんも、月齢が進むとともに体重も増え、
やがて歩き始めても抱っこを必要とします。
10数kgあるいは20kgを超えても抱っこしてほしいときはあるようです。
体重が重たくなるほど、また、からだが大きくなるほど、抱っこする側の
支える力がなければ、腰への負担も増加していきます。
■ 抱っこする前から気をつけたいこと
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抱っこしている時は多少気をつけていても、抱き上げる瞬間は意識することはないようです。
腕だけで抱き上げる、あるいは、腰に力を入れてからだを反らせるようにして抱き上げるような
からだの使い方を日常的に行っていれば、腰の痛みにつながる可能性は大きいでしょう。
妊娠中~産後にかけての腰痛は、適切なからだの使い方や対処法によって負担を軽減できます。
まずは、赤ちゃんを抱きあげる瞬間から抱っこしている最中の姿勢に目を向けてみましょう。
産後の腰痛を改善するための正しい体の使い方や抱き方など、
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赤ちゃんの発達段階に応じて、運動発達を促し、しなやかな動きを身につけます。
よい姿勢は生まれた時からのからだの使い方で作られていきます。
お母さんとのふれあいや遊びを通して、アタッチメントを形成し、
からだもこころも健やかで豊かに育んでいきます。
お母さんの産後の姿勢づくりにより、体型をもどし、腰痛・肩こりなどを解消。
子育てに必要な体力をつけ、赤ちゃんとの時間を楽しみましょう。
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