仰向けで足を持たない、舐めない赤ちゃん
■ 赤ちゃんを抱っこする時に考えること
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赤ちゃんを抱っこした際はどのようなことを考えていますか。
「抱っこしてほしかったんだねぇ~」
「しばらく抱っこしてあげよう~」
「落とさないように・・」
「このまま寝てくれるかな・・」
「重たい・・」
「早く下ろしたい・・」
では、赤ちゃんを抱っこする時に、どのような姿勢になっているのか、
鏡などで自分の姿を見てみたことはありますか。
赤ちゃんのことを考えていると、自分の姿を見るなんて余裕はないかもしれませんね。
一度、鏡やガラスなどに映った姿を見てみましょう。
客観的に見たご自身の抱っこ姿は美しいですか。
■ 抱っこ上手は姿勢美人
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抱っこが上手なママは、その姿に無理がなく、リラックスしています。
ココロが安定していることはもちろん、からだ全体の力みがなく安定しています。
意識することなく、自然にできるということは、普段無意識に行っているの動作が
力みなく安定しているからでしょう。
赤ちゃんを抱っこするのだから、自分のからだを支える機能に加えて、
数キロ分の重さも支えられる機能が働く必要があります。
例えば、立っているだけなら負担を感じないけど、数キロの物を持った場合は、
持つための筋力が必要になります。
腕というよりも、腕が筋力を発揮するために必要な肩甲骨周りや肩、背中などの筋力です。
その物をからだの前で持つならば、物の重みでからだが前に引っ張られて
倒れないようにしなければいけません。
そのために重心を移動して、状況に合わせて無意識にからだ+物を支えるような機能が
働いてくれます。
それは体幹のインナーマッスルが、物の重さやからだの位置、重力の受け止め方によって
身体を安定させるように瞬時にコントロールする機能といえます。
■ 抱っこされる赤ちゃんにも重要な抱っこする人の姿勢
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この無意識の働きは、生まれてから今までの数十年間に身についた
からだの使い方のクセともいえるでしょう。
どのように動いてきたかによって個人差があります。
無意識に積み重ねてきた動きなので、当たり前だと感じていますので、
間違っているという認識はありません。
正しい動き方を積み重ねてきた人は、抱っこに限らず、普段の姿勢や立ち居振る舞いが
とても自然で流れるようにしなやかです。
重力に適合するためのからだのコントロールを無意識に行うことができるので
その動作自体が美しく見えるのです。
つまり、姿勢が良いということは、力みがなく安定し、今の状況に対して最適な
動きの選択を無意識に瞬時に行なうことを身につけていることの現れだといえます。
美しい姿勢で抱っこされた赤ちゃんは、からだが安定し、心地よさを感じます。
抱っこは心身の安定、健やかな発達に重要な要素です。
子育てには欠かせない抱っこ、毎日の積み重ねが赤ちゃんの動きのクセをつくるとしたら・・
抱っこする人の姿勢、すなわちからだの使い方のクセも見直してみましょう。
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