赤ちゃんが自分の手を舐めるためには努力が必要
「頭の形が気になるんです・・・」
赤ちゃんの後頭部が丸くなく、片側が平らになってきているのが気になるようです。
このような赤ちゃんは、顔の向きが偏っていることが多いようです。
首が坐る頃までは、赤ちゃんの顔の向きは右か左かに向いていますが、
向きを変えられないわけではありません。
気になる音や物があれば、そちらの方へ顔を向けます。
生まれてから首が坐るまでの数か月間を、ほとんど同じ向きで寝かされているとしたら
後頭部の片側が平らに変形してくるのは当然ですよね。
まずは、赤ちゃんが昼間に寝かされている環境を考えてみましょう
大前提として、頭から足までが床と水平な場所に寝ていることです。
頭の位置が高くなるような場所や物に寝かせることは避けましょう。
また、柔らかいフワフワした物に寝かせることも避けます。
からだが沈み込み、頭だけではなく、からだ全体が動きにくくなります。
光の入り具合も見てみましょう。
赤ちゃんは明るい方に向きますので、昼間は部屋の壁際のベビーベッドに寝ていて、
反対に窓があるなどの環境でしたら、窓の方に向きやすくなるようです。
生活音や人の気配はどうでしょうか。
先ほどの部屋の壁際でしたら、お母さんの声や気配を感じるのは、
いつも同じ側からになりますね。
光や音によって顔の向きが偏っているのであれば、赤ちゃんのからだの向きを
変えてあげることで反対側にも向いてくれるかもしれません。
すでに、赤ちゃんが向きやすい方には向くけど、向きにくい方には向かない状態に
なっているようでしたら、お母さんが少し手伝ってあげたらいいでしょう。
仰向けに寝かせたまま、からだと頭の真ん中が合うようにします。
お母さんの両手で赤ちゃんの頭を優しく包みます。
お母さんの顔を見せるように、赤ちゃんの顔をそっと正面に向けます。
赤ちゃんがお母さんの顔を見て、目を合わせているなら、話しかけてあげましょう。
赤ちゃんはお母さんの声も顔も大好きです。
お母さんの優しい表情を見つめながら、お母さんのおしゃべりを聞いているでしょう。
正面に向いたら、左右にも動かしてもらうよう、お母さんの顔を動かしてみましょう。
これはおもちゃを見せてもかまいませんが、必ず目を合わせておもちゃなどを
追っているかを見ながら行いましょう。
向き癖が長くなると、動きの左右差が大きくなってきます。
その後のからだの使い方にも、長期にわたって左右がの影響が出る可能性があります。
できれば首が坐る前までに、頸の左右の動きが同じになるように、調えてあげましょう。
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● Studio Grace Mam ●
ママ&ベビー専門スタジオ
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* 赤ちゃんひとりずつの段階に応じた内容です。
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