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子どもの姿勢についての大人の認識

福本智恵子

福本智恵子

テーマ:小学生



いつの時代も「姿勢が気になる」方は少なくないのですが、
ここ最近は「子どもの姿勢が悪い」という相談を
あちこちから受けるようになりました。

どのように悪いのか、具体的に話を聞いてみると、
どんな場面で姿勢が気になるのかがいろいろと出てきます。

「子どもがいつも猫背で座っているんです」
「食事の時はいつも片手は椅子に置いて片手で食べるんです」
「顎を突き出して歩くんです」

そんな姿勢を見るたびに、
「背すじを伸ばして!!」
「お茶碗を持って!!」
「まっすぐ立って!!」
と注意ばかり。

このような声かけで姿勢がよくなるなら相談の必要はありません。
ということは声をかけてその場で姿勢がよくなっても一時的。
すぐに戻ってまた声をかける、これの繰り返し。
声をかけるという行為が姿勢を良くするための解決にはなっていないということです。

では、どうしたらいいのでしょうか。
相談をしてこられる方々はみなさんこの質問をされます。
「○○をしたらいいですよ」という答えを求めているのかもしれませんが、
子どもの姿勢の改善はそんな簡単な事ではないのです。
姿勢についての認識の違いというか、重要度の温度差を常に感じています。

簡単でしたらすでにこのコラムでも紹介しています。
実際に「ひとつの方法としては○○があります」とお伝えしても、
それを実践はされませんね。
実践すれば確実に変わることをお伝えしているのですが・・・


「子どもの姿勢改善教室」では、姿勢は必ず良くなります。
当たり前ですね、「姿勢改善」という教室名なのですから。
しかし、姿勢がよくなることだけを目的としているわけではありません。

子どもが日常動作・スポーツ活動などで必要なからだの要素を全て身につけ、
やりたいこと、例えば遊びでもスポーツでも、
何でもできるからだとこころを育むことを目的としています。

姿勢が悪いと動きにくいのです。
でも子どもはそれが当たり前だと思っています。
今までいい状態を感じたことがないから当然ですよね。

動きにくくても興味があれば動きます。
その結果、痛みが出たり、ケガや故障をして、病院に罹ったり、
ドクターストップがかかり断念。
姿勢は子どもの夢を潰すことにも、叶えることにもつながっているのです。

猫背が治ればいい、見た目の姿勢がよければいいという安易な考えは止め、
子どもの将来にまで及ぶ姿勢の重要さを真剣に考えましょう。
「子どもの姿勢は生きる力」なのですから。


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【アクティブ・コンディショニングの教室案内】


山陽新聞カルチャープラザ 本部教室

●《幼児・小学生の姿勢改善講座》
http://mbp-japan.com/okayama/cosmos/seminar/398/



子どもが大好きな「あ・そ・び」を通して楽しくからだづくり。
よい姿勢は全ての動きの基本。

・・体を動かすことが苦手なお子さん・・
★ 遊び&運動習慣(
★ 体力アップ・体力づくり

・・スポーツを習っているお子さん・・
★ スポーツ障害の予防
★ 運動能力向上・パフォーマンスの向上

「やりたい気持ち」と「できるからだ」が合致することで、
より難易度の高いことにもチャレンジできる意欲や自信がでてきます。
「できた!」の積み重ねはこころを育み、からだとこころの粘り強さや
困難なことでも前向きに乗り越えられるたくましさを身につけるでしょう。
集中力や判断力も自然に身につき、より高い能力を発揮することが
できるようになります。


*いつでも見学ができます。お気軽ににお越しください。


◆ お問い合わせは・・

山陽新聞カルチャープラザ 本部事務局
Tel   (086)803-8017
URL http://santa.sanyo.oni.co.jp/




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福本智恵子
専門家

福本智恵子

Cosmos(コスモス)

「良い姿勢」とは「まっすぐ立つ」こと。それはヒトが生まれたときに遡る。約1年間をかけた発育発達過程を、赤ちゃんから大人まですべての人が学習・実践でき、「良い姿勢」と「効率の良い動き」が作れます

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