子どもの姿勢改善教室 小学生編 ~猫背・座り方・スポーツ動作~
5月下旬に行なわれる運動会が終わりましたね。
9月や10月よりも過ごしやすい気温ということですが、今年の5月は早々に
夏日を記録しました。
まだ暑さに慣れていないので、夏ではなくても熱中症を心配する季節です。
また、日に焼けていない子どもも多く、野外スポーツをしている子はすでに焼けていて、
日焼けの差がはっきりしていたようです。
運動会を見た方々から子ども達の様子を聞きました。
「走り方がおかしい」
「腕の振り方がおかしい」
「腰が落ちていて全然前に進まない」
「体は前に前にと進む気持ちだけど足がついていっていない」
「ドタドタ・バタバタした走り方」
「転ぶ子どもがすごく多いことにビックリした」
「姿勢が悪い子どもが多い」
実際に見なくてもどんな様子だったのかが手に取るように分かりますね。
しかし、このような視点で見ている方はあまり多くないかもしれません。
ひとりの子どもについて話をした保護者同士でも、
「走り方がおかしい」と見えた方と
「そんなにおかしくない」と見えた方とに分かれるようです。
リレーではグラウンドを1週または半周しながらバトンを渡していきます。
直線を走るよりもカーブを走る方が少し難しいですね。
遠心力に負けてしまってコースアウトして転ぶ子どもがいるのも納得できます。
しかし、からだを上手くコントロールしてコースに添って走ることは
できないことではないはずです。
ただ、今では直線を走っていてもまっすぐ走れなかったり、
歩いていても転ぶ子どもが多くなっているという事実から考えれば、
カーブを曲がりきれないのは当然です。
このようなことは姿勢の悪さや体幹の安定性の無さなどで起こっています。
姿勢が悪いと背骨の動きは非常に硬く、しなやかさは少ないです。
からだ全体の動きとしては、コントロールしにくいため力任せになっています。
それも必要な力以上に無駄な労力を使うため、筋肉は硬くなり、疲れやすくなります。
また、体幹にくっついている腕や脚のジョイント部分である肩関節や股関節の
動く範囲も姿勢の影響を受けて、偏っていたり狭くなっていたりします。
体幹とくに背骨が硬く、股関節の可動範囲が狭く、足首の可動範囲も狭ければ、
カーブを曲がり切れないことは容易に分かりますね。
動きにくいからだを腕の振りでなんとか前に進めようとしても、
他の部分がブレーキになっていては、さらに力を入れて腕を振らなければなりません。
このような姿勢やからだの使い方になっている子どもに、
今必要なのは、【体幹】を調え、動きやすいからだを作ること。
アクティブ・コンディショニングでは、背骨も含めた体幹および
肩関節・股関節・足関節など、からだ全体をトータルに調えていきます。
学年が上がるに従って個人差が大きくなるようです。
運動嫌いになる前に、「からだを動かすことって楽しい~」を経験させてあげましょう。
● 親子の姿勢アクティブ・コンディショニング
子どもの姿勢やからだの硬さ・動き方が気になるけど、
何をしたらいいのか分からない方必見!
親子で遊びながら、いつの間にか姿勢や動きが変化します。
子どもはもちろん、大人も姿勢がよくなり、からだは軽くなります。
親子でご参加ください。
【日時】7月15日(月・祝)10:30~
詳しくは・・・
http://mbp-japan.com/okayama/cosmos/seminar/217/
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【アクティブ・コンディショニングの教室案内】
山陽新聞カルチャープラザ 本部教室
●《幼児の姿勢と運動脳を育むバランスボール講座》
http://mbp-japan.com/okayama/cosmos/seminar/398/
●《小学生の姿勢とケガ予防のバランスボール講座》
http://mbp-japan.com/okayama/cosmos/seminar/398/
子どもが大好きな「あ・そ・び」を通して楽しくからだづくり。
よい姿勢は全ての動きの基本。
「やりたい気持ち」と「できるからだ」が合致することで、
より難易度の高いことにもチャレンジできる意欲や自信がでてきます。
「できた!」の積み重ねはこころを育み、からだとこころの粘り強さや
困難なことでも前向きに乗り越えられるたくましさを身につけるでしょう。
◆ お問い合わせは・・
山陽新聞カルチャープラザ 本部事務局
Tel (086)803-8017
URL http://santa.sanyo.oni.co.jp/