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福本智恵子プロは山陽新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

子どもの姿勢が影響する「痛み」や「ケガ」②

テーマ:小学生



「スポーツにケガは付き物」
こんな言葉を耳にすることがありますが、本当にそうでしょうか。


あるテレビ番組にサッカーの日本代表、長友選手が出ていました。

サッカーをテレビで観戦していると、選手同士がぶつかり、
骨折や靱帯損傷など、試合中に負傷する場面を見ることがあります。

生身のからだがぶつかるわけですから、ケガの多いスポーツだと感じます。
しかし、長友選手はサッカーでのケガはなかったのです。
膝には傷跡がありましたが、サッカー以外のすり傷だそうです。


長友選手は学生の頃に椎間板ヘルニアで腰を痛めた経験があるそうです。
その時以来、【体幹】のトレーニングを行なっているとのことです。
番組ではそのトレーニングの一部を実際に行なって見せてくれました。
軽々と動いていましたが、体幹がしっかりと安定しなければ、
とてもきつい動きです。


実は、このような動きは私の現場では以前から取り入れています。
スポーツ選手ではない方々には、かなり難易度や強度を下げたところから
提供しています。

中学校の授業でも3年前から取り入れています。
長友選手が行なったエクササイズをかなり分解し、
段階を踏んで徐々に強度を上げて指導しています。



【体幹コンディショニング&体幹トレーニング】のあとに、
スポーツをすると効率よく、無駄のないからだの使い方ができます。
関節や筋肉への負担も抑えることができます。
【体幹】が安定して、スムーズで滑らかな動きができると、
力まずに運動を遂行できます。

今までは動きにくいからさらに動かそうと力を入れる。
そのために関節や筋肉は酷使され、やがて「痛み」や「ケガ」につながります。
慢性的な「痛み」や同じ動きをすると「痛い」のは、
同じ部位へ常にストレスがかかっていると推測されます。



数年前ですが、小学生のスポーツの練習現場で
コーチがフォームを教えている場面を目にしたときのことです。

私はそのスポーツは素人ですが、小学生が教わっているフォームは
明らかに背骨、特に腰にはとても負担をかけたものでした。
しかし、コーチは「そう!!それでいい!!」と。



子どもの骨はまだまだ成長過程です。
その段階で間違ったからだの使い方を身に付けさせることが、
将来にどのような影響を及ぼすか。
技術も重要ですが、からだの基礎基本をしっかり作ってやること。


【体幹】
これは【姿勢の安定】に欠かせません。
子どものからだに必要な事、大人の意識を変えませんか。

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福本智恵子
専門家

福本智恵子

Cosmos(コスモス)

「良い姿勢」とは「まっすぐ立つ」こと。それはヒトが生まれたときに遡る。約1年間をかけた発育発達過程を、赤ちゃんから大人まですべての人が学習・実践でき、「良い姿勢」と「効率の良い動き」が作れます

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