寒くなる前に解決したい「足の冷え」、足の指を広げよう!
毎日を忙しく過ごしていると、ついつい後回しにしてしまうことはありませんか。
仕事でも家庭の事でも「今すぐにしなくても困らない」から後回し。
後になって「あの時にすぐしておけばよかった・・」ということになりますね。
私達のからだも同じことがいえるのです。
例えば、肩こり。
肩が凝る人に「いつから肩が凝り始めましたか?」と尋ねると、
「ずっと前から凝っていてあたりまえだからわからない」と答えます。
「ものごころついた時には凝っていましたか?」と尋ねると、
「そんなに小さい時からではないなぁ・・・
う~ん・・○歳くらいからかなぁ」
肩こりがあたりまえではないはずなんです。
私達の体は、本来は肩が凝るなんてことはないはずです。
しかし、肩が凝っていることが常に起こっていると、
その状態が本来の自分だと思い込んでしまいます。
肩こり以外も同じことがいえます。
腰痛も痛くない時はあったはずです。
痛くても生活ができているとか、病院に行っても異常はないと言われたとか、
ずっとこんな調子だから仕方がないと思っていませんか。
肩こりも腰痛も、不快な症状が出始めた時に対処すれば
長く続くことはありません。
その方法も人任せではなく、自分で行なうことが重要です。
人任せの場合は、その場は良いのですが、
根本的なところが改善されたわけではありません。
不快な症状が出るような姿勢・からだの動かし方を続ければ、
同じ事は繰り返されます。
しかし、自分で行なう場合は時間はかかりますが、
正しく効率よくからだを動かす術を身につける事ができるため、
以前の状態に逆戻りすることはなくなるのです。
さらに次のステップへと自分で新たな行動を起こすことができます。
実際のお話ですが、今まで家にいるとだらぁ~っとしていることが多かった方。
少し動くとしんどいから動かない。
必要なものは目の前に並べてあり、手を伸ばせば届く。
必要なこと以外はできるだけ動かなくて済むようにしていた。
当初は自分のからだの気づきもなく、コンディショニングの必要性も
あまり感じませんでした。
続けるうちにお腹まわりのサイズの変化や、
からだが軽くなり調子がよくなったり、
動かない生活がもたらすからだの危機を感じ始め、
今までを反省するようになりました。
今では毎日ウォーキングをしているようです。
歩くとからだの調子がいいと感じ、少しずつ距離や時間も伸びているそうです。
ここに来るまでにはたくさんの段階を踏んでいます。
動くのがおっくうな人がいきなりウォーキングはできません。
「しなければならない」という気持ちはきっかけにはなりますが、
長続きはしません。
からだの変化に気づき、こころが変わり、それが行動の変化につながる。
コンディショニングを続けることで、
思ってもみなかった自分に出合えることがあります。
自分のからだの可能性を信じてみましょう。