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福本智恵子プロは山陽新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

肩こり解消

テーマ:自分でできる改善法


肩こりを「いつもだから」とか「若い頃から」という理由で
仕方がないと思っている方は多いようですね。

いつから肩こりを感じているかを尋ねたところ、年代による差がありました。
大人になってからという方もあれば、学生の頃からという方もありました。

肩こりの理由は様々ですが、多いのは姿勢です。
特に猫背といわれる姿勢。

座った姿勢や立った姿勢で横から見ると、背中が丸く、
頭が前にあり、ややあごが上がったように見えます。

この姿勢では重たい頭を前に落ちないように支える必要があります。

それは首の後ろや横の筋肉、首から肩甲骨・背骨に付いている筋肉などが
常に緊張している状態なのです。

背骨の並びを調え、頭をきちんと背骨の上に乗せる姿勢になれば、
首周りや背中の筋肉の緊張は緩やかになってきます。


背骨の並びが調うためには、【体幹のコンディショニング】が重要になってきます。

【体幹のコンディショニング】のためには、『無駄な緊張』を緩めることから始めます。


この『無駄な緊張』がとても厄介なのです。


私達は普段の動きはほとんど無意識に行っています。

その無意識の中で『無駄な緊張』を常に行なっているかもしれないのです。

「かも」ではなく、ほとんどの人の無意識の動きの中で
「ある」と考えていただいてもいいくらいあります。


特に背中が丸くなりやすい姿勢をいつも取っている方は考えてみて下さい。

例えば仕事で座っていることが多い、
デスクワーク・パソコンなどで常の前かがみの姿勢をしている。

立っていたり動いたりするなかで、
物を持ったり前かがみで行なう動きが多い。


その時の姿勢を横から見た場合、猫背になってはいませんか。

背中を丸くしてからだを使うことが、無意識の中で自分の動きとして、
脳は認識しているのです。

そして、猫背になると、肩が上がり、先ほどの首や背中の筋肉を
過度に緊張させて、必要以上に酷使しています。

その使い方はあたりまえになっているので、肩こりや背中の硬さ、
痛みなどを感じていても、これが自分だからと思いこんでいます。

つまり間違った使い方を無意識に自分のものとしている状態なのです。
これでは、根本的な改善にはなりません。


コンディショニングのはじめの一歩は『脱力』でしたね。

腕を動かす度に、まだ物は持っていないのに、肩に力が入っていませんか。

肩こりの方のほとんどは、日常の中で肩まわりの筋肉が
過剰に緊張しているのに気づいていないです。


これに気づくと、肩の周りのコリが随分楽になります。


先日もありました。

「最近、肩がこらなくなったことに気づいた」

「そういえば、肩こりを感じなくなっている」

「いつも家族に肩をもんでもらっていたけど、最近は言わないねと言われ、
初めて肩こりが気にならなくなっているのに気づいた」



【体幹のコンディショニング】で姿勢を調えること、

無意識の緊張に気づくこと、


これらの積み重ねで、肩こりがいつのまにか気にならない体、
美しい姿勢を手に入れる事ができるのです。

いまの状態に満足していますか?







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福本智恵子
専門家

福本智恵子

Cosmos(コスモス)

「良い姿勢」とは「まっすぐ立つ」こと。それはヒトが生まれたときに遡る。約1年間をかけた発育発達過程を、赤ちゃんから大人まですべての人が学習・実践でき、「良い姿勢」と「効率の良い動き」が作れます

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