京都八百一本館
昨年の7月末からコラムの執筆が途絶えていまして,すみません。
実は,その直後に,自分が交通事故にあったり,このコラム執筆用のパソコンが故障して修理に出したりで,バタバタし,結果,コラムを書くということから遠のいてしまいました。
習慣というのは,恐ろしいものです。
さて,本題に入りますが,弁護士は,依頼者から話をきいて,「わかったつもり」になって,依頼された事件を進めていきます。
しかし,「百聞は一見に如かず」という諺(ことわざ)があるように,「実体験してみないとわからない」ということは大いにあります。
少し,話は変わりますが,私は,原則として,依頼を受けた交通事故については,事故現場に出向き,この現場の状況を確認するようにしています。
そして,依頼者から受けた事故の状況を,現場に立って反すうし,その時の状況を想像してみるのです。
実際に現場に立ってみると,話で聞いたり,また,現場の写真で見るだけとは異なる印象を受けることは多数あります。
そこで,見えなかったことや,事故当時の状況が思い浮かび,事故の原因が何となくわかることがあるのです。
話がそれてしまい,本日は,交通事故の発生までも行きませんでしたが,平成25年8月7日,私自身に発生した交通事故につき,どのような流れで示談解決まで行ったかにつき,次回以降,何回かにわけて,説明していきたいと思います。
そこで,私が,昨年の8月7日にあった交通事故の顛末につき,報告させてもらい,私の体験を皆さんと共有してみたいと思います。