Mybestpro Members

泉野晶代プロは高知放送が厳正なる審査をした登録専門家です

誰でも持っている劣等感

泉野晶代

泉野晶代

テーマ:自分を大切にするということ

「沈黙は金、雄弁は銀」
この言葉を残したのはデモステネス という人です。

「話すことの二倍、人の話を聞くべきである」
と言ったのも彼です。

古代ギリシアの政治家で、アッティカ十大雄弁家の一人です。
雄弁家ならではの「名言」ですよね。

デモステネスは、元々吃音で「話す」ということについて
劣等感を持っていました。


しかし、彼は、 努力に努力を重ね吃音を乗り越え
雄弁家トップ10入りを果たします。


ここまで話すと
苦手を克服した功績は成功ストーリーに思えますよね
しかし、結果的に自分の命を絶っています。

このことからか、
自分の長所ではなく欠点に焦点をあて
苦手なことを頑張り続けるさまを
「デモステネス」と呼ぶことがあります。

自分の「個性」を置き去りにし
自分の弱みや欠点を直そうと必死で頑張っている
デモステネスさん、
あなたの周りにいるかもしれませんね

しかし、 弱みと強みは表裏一体なんですよね。

例えば
「物静かな人」なら
「活力が無い人」と捉えられるし

「大胆な人」なら
「テキトーな人」な人となるし

「慎重な人」なら
「臆病な人」と思われるかもしれません。

劣等感が強い人は、
自分が「ダメ」という前提があるので
状況に関わらず劣等感に陥っているわけです。

マザー・テレサが
「非難していると自分を大切にする時間が減ってしまう」というように

どちらにしても
良い、悪いの両方存在しているなら
自分を大切にするために
劣等感に意識を向けるより
今ある「長所」を見た方が良いように思いませんか。

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

泉野晶代
専門家

泉野晶代(メンタルコーチ)

office is. (オフィス イズ)

日常で役立つNLP心理学であらゆる種類の「生きづらさ」の解消を目指す。特に人との境界線を明白に示すことで、他人への割り切りと受容ができるよう促し、自分も他人も大切にする生き方を提案する。

泉野晶代プロは高知放送が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

生きやすさを実現するコミュニケーション心理学のプロ

泉野晶代プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼