やったつもりになっていませんか。
ご存じの方も多いと思うのですが、
コップの「水が半分しかない」と思うのか
「水が半分もある」と思うのか
と、いう「コップの水理論」というものがあります。
ポジテイブに物事を捉えていくために
無いものではなく、
「在る」ものに目を向け
「水がまだ半分もある」という風に考えましょう、
というものです。
ポジテイブに物事を考えることが「大切」だと思われている方も
多いと思いますが、
本当は大変なのに、
「ポジテイブに考えよう」というのは、ちょっと危険なこともあります。
例えば、暑い日中、一日中外に出ていて、
「コップの水が半分」なら
「水が半分もある」というのは違いますよね。
しかし、薬を飲むのなら「コップの水は半分」でも十分です。
あなたの状況に応じて違ってくるのです。
あなたの性格や個性でも同じ事がいえます。
「私はダメだ」「才能がない」と思ってしまう出来事もあるかもしれません。
しかし、それはあなたの個性や状況によって変化するのです。
鈍感な人は、繊細な人と違い、相手の気持ちが分からないかもしれませんし
繊細な人は、鈍感な人と違い、いちいち相手の気持ちに振り回されてしまうかもしれません。
鈍感な人は、周りの状況に流されることなく自分の世界を大切にできますし
敏感な人は、周りの状況の空気を察知し雰囲気づくりができるのです。
適材適所ということばがありますが
無理にポジテイブにするのではなくて、
その状況で活かせることにフォーカスしていきましょう。