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ポジテイブな考え方をやめてみよう

泉野晶代

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テーマ:自分を知る

ご存じの方も多いと思うのですが、
コップの「水が半分しかない」と思うのか
「水が半分もある」と思うのか
と、いう「コップの水理論」というものがあります。

ポジテイブに物事を捉えていくために
無いものではなく、
「在る」ものに目を向け
「水がまだ半分もある」という風に考えましょう、
というものです。

ポジテイブに物事を考えることが「大切」だと思われている方も
多いと思いますが、

本当は大変なのに、
「ポジテイブに考えよう」というのは、ちょっと危険なこともあります。

例えば、暑い日中、一日中外に出ていて、
「コップの水が半分」なら
「水が半分もある」というのは違いますよね。
しかし、薬を飲むのなら「コップの水は半分」でも十分です。

あなたの状況に応じて違ってくるのです。

あなたの性格や個性でも同じ事がいえます。
「私はダメだ」「才能がない」と思ってしまう出来事もあるかもしれません。
しかし、それはあなたの個性や状況によって変化するのです。

鈍感な人は、繊細な人と違い、相手の気持ちが分からないかもしれませんし
繊細な人は、鈍感な人と違い、いちいち相手の気持ちに振り回されてしまうかもしれません。

鈍感な人は、周りの状況に流されることなく自分の世界を大切にできますし
敏感な人は、周りの状況の空気を察知し雰囲気づくりができるのです。

適材適所ということばがありますが
無理にポジテイブにするのではなくて、
その状況で活かせることにフォーカスしていきましょう。

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泉野晶代
専門家

泉野晶代(メンタルコーチ)

office is. (オフィス イズ)

日常で役立つNLP心理学であらゆる種類の「生きづらさ」の解消を目指す。特に人との境界線を明白に示すことで、他人への割り切りと受容ができるよう促し、自分も他人も大切にする生き方を提案する。

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