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素直になれない人

泉野晶代

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テーマ:自己受容


あなたは素直な人ですか?
もし、そうでは無いなら、
それは『反動形成』かもしれません。

自分の思いとは逆の行動(言動)をしてしまうことです。

幼少期、過去からの出来事が影響していますが、反動形成とは心理学者のフロイトが提唱した人の防衛機制の1つです。
防衛機制は自分にとって苦痛な状況に直面したときや、欲求を満たすことが出来ない場合に、自分を守ろうとして無意識に働く心の手段のことです。

例えば

好きな子を、本当は大切にしたいのに、いじめてしまったり

好きな人と一緒にいたいのに、わざと遠ざけたり

大嫌いな上司なのに、機嫌をとったり、

両親を労わりたいのに、優しくできなかったり

本当は怒っているのに、笑顔でいたり、

本当は喜んでいるのに、嫌な顔をしたり、

本当は悲しんでいるのに、元気な自分でいたり、

思っていることと、行っていることが違うということです。


本当は、自分自身を守るという「防衛」をしているつもりが、
結果的に損をしていることになります。
そして、それを続けていくことによって『自分嫌い』にもなっていきます。

自分の感情を、自分自身でそのまま受け入れていくことが大切です。

ここで注意してほしいのは、
言いたい放題する、やりたい放題する
ということではないということです。

幼い頃、ケガをしたり、嫌なことがあった時、
お母さんやおばあちゃんに報告し、伝えるだけで、安心したことないですか?
「気持ち」を正直に伝え、受け入れてくれる人がいるだけで、人は前に進むことができます。

つまり、この「役」を自分自身で行っていくのです。
「自分は今、嫌な気持ちになっているんだ。」
「自分は今、余裕が無いんだ。」と、自分の『気持ち』や『感情』を、自分自身で素直に受け止めていくことです。

始めは難しいと思う方も多いと思いますが、
瞑想することや、日記をつけていくことでも、自分自身を客観的に見ていけるようになります。
そして、継続していくことで「自己受容感」も高くなり、素直な気持ちを表現することが出来るようになります。

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泉野晶代
専門家

泉野晶代(メンタルコーチ)

office is. (オフィス イズ)

日常で役立つNLP心理学であらゆる種類の「生きづらさ」の解消を目指す。特に人との境界線を明白に示すことで、他人への割り切りと受容ができるよう促し、自分も他人も大切にする生き方を提案する。

泉野晶代プロは高知放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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