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泉野晶代

コミュニケーション心理学によって、心身を健康な状態に導くプロ

泉野晶代(いずみのまさよ) / メンタルコーチ

office is. (オフィス イズ)

コラム

誰かに助けて欲しい

2019年10月2日

テーマ:人の可能性

コラムカテゴリ:メンタル・カウンセリング


「誰かに助けてほしい」
 

誰かに話を聞いて欲しい

今抱えている問題をなんとかしたい
ストレスを解放したい
誰かに頼りたい
助けてほしい

そんな事、経験した事は誰でもあるのではないでしょうか?

「うつの傾向、落ち込みやすい、エネルギーが出ない」

日本では社会問題にもなっている「鬱病」「自殺」。
2014年には、111.6万人と、増加し、過去最多を更新しています。

そして自殺者数は現在、11万人から不明者数(変死者)を含め
15万人とも言われ
その多くは経済、生活問題、そして健康問題、家庭問題、
若い世代では学校問題、友人問題が多いと言われています。


兆候は言葉や考えている行動を観察する事で自分も周りが気づきます。
このような経験、または、周りにこのような人はいませんか?

・過去の辛い経験を何度も話す
・自分が被害者(ひどい目にあっている)である事を話す
・いかに自分には価値が無いかを話す

上記の状態では早急に何か対処していくことが大切です。
ただ、この状態の人たちの中には、趣味、支えてくれる人、自分のストレス法を知っていた方たちはここまで行くことは無いように思います。

もう少し詳しく説明していきます。

1・過去の変えられない事に焦点をおいている

2・在る物ではなく、無いものに焦点をおいている場合
(自分は弱く力がない、才能がない)

3・誰か他人のせいで「このような状態」になっているという被害者意識

このような思考を何度も繰り返している状態です。

これを繰り返していけば、どんな健康な人も「うつ病」を引き起こす可能性があります。


そこからまず抜け出す意識を持ちましょう。


1.過去に焦点を置く状態から、今と未来に焦点を変えていく。

ここでは過去と同じ状態に未来にもなっていく、という未来に対する不安が垣間見えます。

過去の経験は過ぎ去っています。もう、今ここには無いという認識を持つ事です。

「年齢、経験も積み重なっている今」ならどのような考え方をしたら良いのかを、冷静になれば未来が変わっていく考え方にシフト出来ます。

※一人では難しいと考えるのならば、やはり、同じパターンになってしまうので、コーチやカウンセラーに寄り添ってもらう事をお勧めします。

2・無いものから在るものを考えてみる

日本に生まれているだけでも実は超ラッキーという事を思い出してみて下さい。
他の国の紛争、飢餓、風習などを知ってみるとそれだけでも実は恵まれています。
そして、今、この文章を読む力があるという事、食べる力がある事、歩く事が出来る足、言葉を聞ける事、健康な身体、安全に過ごせる場所、見守ってくれる人や家族、給料がもらえる職業、車、携帯、衣服などもあります。
大切な物、当然ある日常の物が無くなって始めてそれまでの有難さに気づく事もあった方もいらっしゃるのでは無いでしょうか?

「幸せを感じたければ、自分が持っているものを数えるだけで良い」という言葉のとおり
言葉にしたり、書きだしたりしましょう。

幸せ感、有難さを感じていると、辛い、哀しいという状況を回避する事が出来ます。

★★
不幸だと感じている人達に一年間を通し実際に実験が行われました。
グループを半分ずつにわけ、ひとつのグループにはいつも通りの
「無いもの」や「欠乏」を日々考えてもらい、
もうひとつは、在るもの(感謝出来る)日々考えてもらいました。

そうすると、在るものをずっと考え、探してきた人たちの不幸度は減り
「幸福度」がアップし、鬱状態から脱出出来ている人に変わっていました。

思考を「在るもの」に変えていく習慣を付けるだけで未来が変わっていくのです。

3・被害者意識を止めてみる

この被害者意識を止めるという事はちょっと難しいと
感じるかもしれませんが、
やりがいがあります。
この考え方を手放す事で心や潜在意識が自由を認識できるので
「生きている実感」、「自分の存在感」を感じる事が可能になります。

例えば、「事故に巻き込まれ、車は大破した」が、
けが人が一人もいなかった。

事故に遭った事は事実で、車も大破したのは事実、自分は被害者ですが、
車に乗っていた家族全員助かったのなら、
それは本当にラッキーな事だったと
「在る」事に目を向けていく事で少し楽になります。

幸福度のレベルを下げて、不幸度のレベルを上げる事で
被害者意識は避けられます。

幸福を感じる事を小さなものとし、
不幸を感じる時は、もっと難しくするのです。

そして大変おススメなのは
身体の使い方を変えるという事です。

ご存じの方も多いかもしれませんが、不安を感じると顔がうなだれ、
背中が丸くなり、口は「への字」になっています。

この状態が癖になると習慣化されてしまい、
身体で覚えたものを変えていくには
意識し根気強さが求められます。

顔を上げ、笑顔を作り姿勢は胸を広げ、
スキップをしてもらうだけで、
身体の感覚が変わっていきます。
(この状態を講座などでは簡単に状態を変化させる事を学びます)

先ほども書いたように、習慣化された癖やパターンは
やすやすと修正することが
難しくなります。
右利きだった人がいきなり左手で文字は書けないように、
習慣化された事を
簡単には変えられないのです。

しかしながら、人の身体は素晴らしいもので、
心掛けていく状態で変化し始めます。

徐々に左手を使う事で感覚をつかみ文字も書けるようになります。
姿勢を意識するだけで、身体の習慣化を止める事が可能になります。

ただ、それでも難しいと思うのであれば、
習慣化された「人」
習慣化された「場」
習慣化された「言葉」
を変えていくことをお勧めします。

『側にいる人を変え、空間を変え、口癖を変えてみる』

こうした基本的な事柄でも少しずつ変化は起こってきますが、
なかなか一人では出来ない事が多いのも事実です。

ですから、冒頭でお話した社会的問題が引き金となり、
セラピー、カウンセラー、コーチが
増えていくのも需要と供給のバランスが伴っている事にも納得いきますね。

コンビ二、便利です。それに伴い、コンビニエンスストアも増えて来ました。

そして、今の時代、心の時代、心身のケアが必要、ニーズが増えて来ています。

どのように精神力が強くても
人は人迷う事があるのです。

ただ、それにどう対処していくか?
それを知っている人と、そうで無い人の違い
それを知ると、人生がより生きやすくなります。


NLPを学んだ有名人
テニス界のアンドレ・アガシ、アメリカ芸能界ではオプラ・ウィンフリー、クインシー・ジョーンズ、
政治の世界では、バラク・オバマ大統領、ビル・クリントン元大統領、イギリスのブレア元首相、南アフリカのネルソン・マンデラ氏などです。
意識の高い多くの人がNLPを学んで活動のステージを広げています。
セラピストやカウンセラーはもちろん、コンサルタント、教育関係者、経営者、
医師、弁護士、セールスパーソンに至るまで、その職種は様々です。

自分にも人にも役立つ心理学、そして次のステージへ繋がる時間コーチ、カウンセラーになりたい方も必見です。

「やり方を知ればだれでも出来る」を学びたい、知りたいと思うのならもうすでに次の扉を開ける時期かもしれませんね。

この記事を書いたプロ

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