足と靴の川柳
日本では、緊急事態宣言による自粛要請で、経済的なダメージに対する対策と、ウィルスとの戦いに対する対策が、お互いの足を引っ張り合うような矛盾した状況を生み、混乱を招いてしまったのではないかと思います。
感染を防ぐための自粛を中途半端な補償によって続ければ、経済的ダメージで生活出来なくなる方が急増してしまうという矛盾。
そんなジレンマでストレスが高まる中、韓国やドイツが少しずつ自粛を解除する方向に動いているというニュースを見て、エビデンスに基づき、思い込みを排した徹底した対策と補償の大切さを改めて認識させられました。
ドイツも韓国も、当初から積極的にPCR検査を進め、ウィルスの感染状況を詳細に把握し、「検査と隔離と補償」に基づく感染の防止に総力を挙げた結果、少しずつ自粛を解除して、経済へのダメージを修復する方向へと舵を切れたわけです。
一方、日本はどうでしょうか?
PCR検査の数を増やす方向には向かわず、限られた検査数の中で、医療とのバランスを取るためと言い訳され、検査数を絞り込むという方針を続けてきました。その結果、隠れた感染者を隠れたままにしたことで、感染状況の把握が出来なくなり、エビデンスよりも思い込みに基づく対策と、思い切った補償をためらい、中途半端な時間だけが過ぎる支援策とが重なり合うことで、出口の見えない不安を抱えた混沌とした状況を生んでしまったのではないでしょうか?
「限られた条件や資源を生かして発展させるため、思い切った投資や発想の転換をするのではなく、限られた条件や資源を守り、一丸となって気合いで乗り切る」そんな日本人の日本人としての美学?が、失われた〇〇となって私たちを苦しめてはいないでしょうか?
実は「足と靴」の問題でも、基本的な足のトラブルの原因を把握して状況を理解すると共に、私たち日本人にとっては思いもよらなかった発想の転換により、今までの悩みがウソのように解消できる方法があるのです。
例えば、私たちが当たり前だと思い込んでいる「足と靴」との関係や足のトラブルの原因に潜む生活習慣の問題を知り、足のトラブルの原因と状況をご自身が把握する事で、今までの常識が非常識だった事に気が付かれる筈なのです。
なぜ、足のトラブルが何時まで経っても解消しないのか?
それは、足のトラブルの原因を知らず、今の足の状態を把握することなく、今までの「足と靴」にまつわる生活習慣を見直さず、思い込みによる間違った対処を正しい対処だと誤解したまま、繰り返してきたからなのです。
私が新型コロナウィルス禍で思った事は、まさに長年、「足と靴」の問題でも感じていたことなのでした。
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