足のサイズと靴のサイズ

小黒健二

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テーマ:足と靴

当相談室で「足のカウンセリング」をお承りした際に、足長や横幅を計測するのですが、実際の足のサイズと普段履かれている靴のサイズが大きく異なっている方が多数いらっしゃいます。
例えば、足長が23.2cmという結果が出ると、「えっ?今履いているのは24.5cmだけど、24cmの靴だときつくて履けなかったのに・・・。」というようなやり取りが交わされるのです。
そして、当相談室のオリジナル健康靴を試着して靴のサイズの確認をされると、また驚かれるのです。
「えっ?23.5cmだったの?そんな小さいサイズの靴が履けるの?」

足は足長や幅や足型が一人一人違いますから、幅や足型によっては靴のサイズを大きくしないときつくて履けない場合があります。


例えば、ナイキやアディダスやリーボックやプーマなどの外国ブランドの靴は、当たり前ですがJIS(日本工業規格)に基づいて作られていません。
そもそも外国ではセンチメートル法すら採用していない場合が多いのです。
それぞれの国がそれぞれの国の固有の尺度に基づいてサイズを表示しているのです。
日本で言えば、日本古来の独自規格である寸尺を採用しているようなものです。
さらに幅もEとかDとか、日本人の足にとって狭い幅のものが多いので、サイズを大きめにして幅を合わせる事になってしまいがちです。

本来靴は足指の先から靴先の間に1cm程の余裕寸を確保できるサイズが適正サイズなのですが、ナイキなどの外国製の幅の狭いスニーカーの場合、cm表示で2cm位大きいサイズを選ばないときつくて履けないという現実があるようです。
そもそもcmサイズで表示されていても換算値に過ぎません。

ですから、足長や幅や足型を勘案し、尚且つJIS規格に基づいた木型で作られた当相談室のオリジナル健康靴を足に合わせて履いて頂くと、多くの場合、実際の足長に近いサイズの靴が選択できるのです。

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小黒健二
専門家

小黒健二(シューフィッター)

有限会社ロビンフット

足のトラブルの原因は様々ですが、病気や事故が原因でなければ、多くの場合が生活習慣による足の筋力の低下によるものです。「足のカウンセリング」は、生活習慣の見直しと運動による自己管理もアドバイスします。

小黒健二プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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