足の痛みと履きたいデザインの狭間に揺れる女性の気持ち・・・
当相談室で健康靴をお作り頂いた50代後半のご婦人が、新しい健康靴を作りにご来店されました。
その折、このご婦人から言われた言葉がとても心に染みてありがたかったのです。
「今までずっと、靴は洋服に合わせて履くものだと思って買ってたのよ。それこそ毎年のように2,3足は買ってたかしら・・・。でも、足と膝を痛めてからはそれらの靴を履いて歩けなくなっちゃったでしょ・・・。最初の内はそれでも無理して履いた時期もあったけど、そのうち歩くこと自体が苦痛になって、出かけるのが辛くなったのよね・・・。そんな時にここをお友達が紹介してくれたのよ・・・。」とご婦人。
「そうでしたね。最初はお二人でご来店されましたよね。」と私。
「ここで健康靴に出会ったおかげで、靴を履く意味がまるっきり変わっちゃったの・・・。それまでは洋服とのバランスやコーディネートで履くものだった靴が、今では足の健康と歩くために履くものに変わったの・・・。」とご婦人。
「それは、ありがとうございます。そんな風に言っていただけると、とても励みになります。」と私。
今やこの世界はモノで溢れかえっています。
あまりモノが売れなくなったと言われる事がありますが、その原因は不況ばかりではないような気がします。
なぜなら、モノを買う意味が問われ、変わりつつあるからではないでしょうか?
困ったことに、モノが思うように売れなくなるにつれ、金融が世界中を席巻するようになりました。
モノを作って売るよりも金融のほうが楽に稼げる時代になったのでしょうか?
でも、人の生活や活動や健康を支えるためのモノは必要です。
そんなモノが持つ意味や役割が復権して、人々を豊かに支える産業として復活する時代がきっと来るはずです。
健康靴にそんな未来を託せるような言葉を、このご婦人から頂いたような気がしてなりません。
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