膝の痛みを助長する靴と外反母趾や扁平足を助長する靴
成長と共に、足には3つのアーチ構造が形成されます。
足の内側の縦アーチ(土踏まず)、足の横アーチ、そして足の外側の縦アーチです。
足のアーチ構造は言わば板バネのような役割をして、地面から受ける衝撃や足に掛かる荷重の負荷をクッションのように吸収分散する機能を果たしています。
ですから足のアーチ構造を維持し、機能させるための筋力が低下すると、扁平足や開張足、タコ、魚の目、足底腱膜炎と言ったような様々な足のトラブルを引き起こす原因になってしまいます。
さらに足は第2の心臓と言われるように、筋肉が動いて収縮を繰り返す事で、静脈に溜まった血液をポンプのように押し流すという活動を通じて血液循環をも担っていますから、アーチ構造が崩れて扁平になると、筋肉の活動量が低下してポンプとしての機能が弱まり、足が浮腫みやすくなったり、足が冷えたり、足が重くなった感じがして疲労感を高めます。
また、足のアーチ構造が崩れて不安定な状態になれば、足が体を支えるバランスが偏り、足首や膝関節にも悪影響を及ぼし、立ったり、歩いたり、走ったりするときの身体のバランスが崩れて、様々な体の関節の障害や骨格の歪みの原因にもなるのです。
足のアーチ構造や機能を維持する事は、体の大黒柱としての足が身体のバランスを維持する基本の基ですから、足の健康を守る事は自立を維持する重要な要素なのです。
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