脊柱管狭窄症と足と靴

小黒健二

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テーマ:足と靴

脊柱管狭窄症が原因で、両足に軽度の麻痺がある80歳代のご婦人がご来店されました。

両足とも少しつま先が垂れ下がる状態で、足首が体の内側に倒れ込んでいます。
軽度の麻痺で筋力が発揮できないせいもあり、足全体が血行不良で冷たくなっていました。

病院で作られた足首を支えるためのアンクルブレースという装具を左足に装着しているので、今まで履かれていたドイツ製のコンフォートシューズが履けなくなり、カカトを踏みつぶしてスリッパのようにして履いていらっしゃいました。

ご本人の話では、アンクルブレースは家の中では使わず、外出時のみに装着しているとの事で、家では不自由を感じていないとの事でした。

以上のご本人からのお話しと足の状態を考慮して、アンクルブレースの機能も併せ持つアンクルブーツの健康靴にサポートを加工して履かれることを提案しました。

早速、簡単なサポートを組み込んだテストシューズを履いて歩いて頂きました。
「ああ、装具を付けなくても楽に歩けるわ・・・。これなら靴に悩まされることがないわね・・・。」とご婦人。

30分後、出来上がったばかりの健康靴に履き替えて、ご婦人はお帰りになりました。

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小黒健二(シューフィッター)

有限会社ロビンフット

足のトラブルの原因は様々ですが、病気や事故が原因でなければ、多くの場合が生活習慣による足の筋力の低下によるものです。「足のカウンセリング」は、生活習慣の見直しと運動による自己管理もアドバイスします。

小黒健二プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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