中足骨骨頭痛(ちゅうそつこつこっとうつう)
巷では空前のスニーカーブームのようです。
最近では、80歳前後の方々にも「スニーカーが欲しい」と言われるようになってきました。
私はあまりスニーカーを履きませんが、今では珍しい部類に入るのかもしれませんね・・・。
さて、スニーカーとは元々ラバーソール(ゴム底)とキャンバス地等で作られた靴を指す呼び方ですが、スニーク(音もなく忍び寄る)という英語が語源になっています。
靴底がしっかりと作られた革靴では、コツコツと音を立てて歩いてしまいますが、スニーカーなら静かに歩けるとのキャッチフレーズで大々的に売り出されたのだそうです。
スニーカーという呼び方は、デッキシューズやクラシックスニーカーや最近のスポーツシューズなども含んで総称している方が多いようです・・・。
当相談室にもスニーカーを履いてご来店される方が多くなってきました。
軽くて柔らかくてクッション性に富み、足に優しい靴として購入されている方が多いようです。
さて、そんな大人気のスニーカーに、少なからずの警鐘を発したいと思います。
外反母趾や膝の痛み、足首の痛みや足裏の痛みに悩んでいる方がスニーカーを履き続けると、返って足の痛みの原因を悪化させることがあるからです。
なぜならば、一時的に靴のクッション性や素材の柔らかさで足の痛みが軽減したと安心していると、靴底や靴の素材が柔らかいという特性によって足元が安定せず、体重の負荷が掛かる足や足首や膝の各関節に、返ってアンバランスな負担が掛かり続けてしまうからです。
当相談室に来店された方のスニーカーを拝見すると、多くの場合、体重の負荷で靴が変形していました。
足の骨格や足や膝の関節の歪みが原因で痛みを感じている方がスニーカーを履いて歩くと、返って歪みを助長することに繋がる場合があるのです。
「足と靴の相談室」ロビンフット長津田 http://www.robinfoot.co.jp/
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