膝の痛みを助長する靴と外反母趾や扁平足を助長する靴
以前からずっと気になっている事があります。
それは、外反母趾や扁平足はある程度知られているのに、踵の骨や足首の歪みを知っている方、関心を持たれている方がほとんどいないという事実です。
けれども、外反母趾や扁平足、足底筋膜炎や膝の痛み等々の足のトラブル全般に、踵の骨や足首の歪みが関係している事が多いのです。
そして、踵の骨と足首の歪みをサポートするには、踵周りを保持するための靴の「カウンター」という部分が重要な役目を担っています。
いわゆる「靴のカカトを踏み潰しちゃダメ!」と注意される事があるように、カカトを囲んで包み込むあの部分の事です。
実は、靴のカウンターによってカカト周りが包み込まれて保持されるからこそ、足首が安定し、膝が安定した快適な歩行が出来るのです。
例えば、カカトの骨が体の外側に向かって歪むと、足首は身体の内側に倒れこんで足の土踏まずや親指の付け根に大きな負荷が掛かって、外反母趾や扁平足、足底筋膜炎等の原因になる恐れがあります。
逆に、カカトの骨が体の内側に向かって歪むと、足首は身体の外側に倒れこんで足首の捻挫やO脚や膝の痛み等の原因になる恐れがあるのです。
このように、踵の骨と足首の歪みが足のトラブルと大きく関係しているのですが、一般的にはほとんど認知されていないのが実情です。
ですから、足のトラブルに悩み続けていた方が靴を見直す事によって、足のトラブルが解消する場合が多いのです。
「足と靴の相談室」ロビンフット長津田 http://www.robinfoot.co.jp/
yahoo知恵袋 http://chiebukuro.yahoo.co.jp/my/yc_fhviq
Twitter https://twitter.com/RobinFootOguro