成長期の足と靴

小黒健二

小黒健二

テーマ:足と靴

子供の健やかな成長は未来への希望そのものです。
そして、子供の足はその成長と共に体の自立を支えます。

足は感覚器官として体のバランスを感知し、保持するという役割も担っています。
すなわち、足裏の感覚から自分の姿勢を保つための情報を迅速に処理し、複雑な神経経路に伝達して運動を担うバランス調整をしているからです。

地面の凸凹や硬さや柔らかさ、傾斜やアップダウンを感知する事が足の機能を鍛え、バランス感覚を養い、体の自立を確立するのです。

そんな成長期の足にとって、履物の果たす功罪は大きなものがあります。
また、正しい靴の履き方や歩き方の習得も生活習慣として育むべき大事な要素です。

しかしながら、それらの重要な成長への基礎がなおざりにされているという現実があります。
最近の子供たちの足を見るにつけ、そんな思いが沸々と湧き上がってきます。

脱いだり履いたりが簡単で、軽くて柔らかい靴が良い靴だという常識を疑ってみる必要があるのです。

「足と靴の相談室」ロビンフット長津田 http://www.robinfoot.co.jp/
Twitter https://twitter.com/RobinFootOguro

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

小黒健二
専門家

小黒健二(シューフィッター)

有限会社ロビンフット

足のトラブルの原因は様々ですが、病気や事故が原因でなければ、多くの場合が生活習慣による足の筋力の低下によるものです。「足のカウンセリング」は、生活習慣の見直しと運動による自己管理もアドバイスします。

小黒健二プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

足の健康を守る“足と靴のアドバイザー”

小黒健二プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼