安全靴で外反母趾や内反小指になる?
子供の健やかな成長は未来への希望そのものです。
そして、子供の足はその成長と共に体の自立を支えます。
足は感覚器官として体のバランスを感知し、保持するという役割も担っています。
すなわち、足裏の感覚から自分の姿勢を保つための情報を迅速に処理し、複雑な神経経路に伝達して運動を担うバランス調整をしているからです。
地面の凸凹や硬さや柔らかさ、傾斜やアップダウンを感知する事が足の機能を鍛え、バランス感覚を養い、体の自立を確立するのです。
そんな成長期の足にとって、履物の果たす功罪は大きなものがあります。
また、正しい靴の履き方や歩き方の習得も生活習慣として育むべき大事な要素です。
しかしながら、それらの重要な成長への基礎がなおざりにされているという現実があります。
最近の子供たちの足を見るにつけ、そんな思いが沸々と湧き上がってきます。
脱いだり履いたりが簡単で、軽くて柔らかい靴が良い靴だという常識を疑ってみる必要があるのです。
「足と靴の相談室」ロビンフット長津田 http://www.robinfoot.co.jp/
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