安全靴で外反母趾や内反小指になる?
2015年の最初のコラムを書くにあたって、日頃気になっている課題について、思うところを書いてみることにします。
足の健康をサポートする健康靴を提供するという事を生業としていると、足のトラブルの原因究明よりも手軽な対処の方法や靴のデザインに関心が向かわれている方を多く見かけます。
病気や怪我が原因以外の足のトラブルの多くが、靴の選び方や履き方、デザインの好みや運動不足等の生活習慣に関わる事がキッカケとなって引き起こされる場合が多いのですが、それらの原因を見直す事にはスポットが当たり難いようなのです。
「原因の究明なくして適切な対処なし」なのですが、ややもすると足のトラブルの原因を説明している最中に、目は靴のデザインを追っているなんて方も多いのが実情です。
「簡単、便利」が持て囃される風潮が強まれば強まるほど、じっくりと原因を見つめ直すことなく、手軽な対処を取り敢えず試してみる事が目的になっていると思われる方も目にします。
でも、やはり一番重要なのは原因の究明です。
特に生活習慣が関わる足のトラブルの場合には、原因となる習慣を見つめ直す事が必須です。
「足と靴の相談室」ロビンフット長津田 http://www.robinfoot.co.jp/
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