中足骨骨頭痛(ちゅうそつこつこっとうつう)
足の親指の爪を短く切りすぎたため、爪の端が指の皮膚に食い込む陥入爪になり、その痛みに悩んでいたご婦人。
足指が解放されるサンダルを履けば、指の圧迫が緩和されて痛みが軽減されると考え、暫くサンダルを履いていたのだそうです。
けれども、やはり痛みはそれほど軽減することがなく、人づてに当相談室の事を聞いてご相談に来られたという訳です。
陥入爪の場合は、足の親指が地面を蹴り出して歩くという当たり前の行為が、痛みの原因になってしまいます。
爪は指の腹に力を伝えるための組織ですので、短く切られた爪は指先に力を伝える度に爪の端が皮膚に食い込んでしまうのです。
サンダルを履いてもその行為自体は続きますので、痛みが解消されないのです。
従って、爪がある程度伸びるまで、足の親指が地面を蹴り出す力を緩和、分散させるという手法が歩行時の痛みの軽減に繋がるのです。
親指の指先が蹴り出しをする時の力を分散するため、健康靴のフットベッドの親指の指先部分を掘り下げ、クッション材を埋め込みました。
また、足の推進力を補うロッカーソールの健康靴を選択しました。
早速、履いて歩いて頂きました。
「痛くない! 普通に歩けます。」とご婦人。
痛みを庇って歩く事なく、普通に歩いていらっしゃいます。
「わあ、信じられない・・・。魔法の靴みたい・・・。」とご婦人。
そのまま出来上がったばかりの健康靴を履いてお帰りになりました。
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