安全靴で外反母趾や内反小指になる?
20代後半で靴業界に入り、生活必需品としての靴からファッションアイテムとしての靴を仕入販売するなかで、マーケティングや品揃え、販売技術などのノウハウを経験しました。
かつては、生活必需品としての靴が圧倒的に売れましたが、次第に必需品としてだけでなく、流行やファッションや話題性という要素が注目されるようになってきました。
バブルの頃には、付加価値やセンスや雰囲気という要素もミックスされていきました。
やがてバブルがはじけると、付加価値を維持したままでの価格競争や仕入れ機会や納期による品揃え競争が激しくなってきました。
街の靴屋さんは、何を誰に向けて販売するのかを明確にしなければ生き残れなくなりました。
またこの頃、付加価値の一つとして、「足の健康」という要素が注目され始めました。
1990年代は街の靴屋さんがどんどん消えていく時代となりました。
カジュアルな要素が世の中を支配する中で、大手量販店やチェーン店への集約が始まりました。
今から考えると、ファッションとしての靴から自立を支える健康靴への転換が始まったのが90年代だったのです。
既製のコンフォートシューズでは満足できない「足の健康」に対し、一人ひとりの足を徹底的に調べ、解剖学的見地からサポートする健康靴のノウハウの習得に明け暮れた時代でした。
あれから早20年の歳月が経ちました。
90年代は、まさに転機の時代だったのです・・・。
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