足と靴の川柳
生活が便利になるにつれ、運動不足による生活習慣病が増えているようです。
生活の利便性が増すことで、基本的な運動量が減り、動くのが面倒になり、ますます利便性に頼ってしまうのです。
その結果、体力や筋力が落ちるという悪循環に陥ってしまうようです。
そこで、健康管理のための適度な運動が奨励され、ウォーキングが盛んになってきています。
ところが、自分の体力や筋力の低下による骨格の歪みを放置したままウォーキング(運動)をしたことにより、返って痛みや疲労感が強くなり、歩く(運動)のが辛くなってしまうケースがあるのです。
先日、膝の痛みに悩むご婦人が履いてきたウォーキングシューズを見てビックリ仰天。
なんと靴底のカカト部分が180度回転する仕組みになっていました。
わざと足を不安定な状態にすることによって足を鍛える効果があるのだとか・・・。
運動量を増やしてシェイプアップ効果を謳うウォーキングシューズが話題になっていますし、その効果を否定するつもりはありませんが、誰にでも良い効果があると考えるのはどうでしょうか?
バランスを悪くすると、より多くの負荷を筋肉に掛けて鍛えることになり、運動部で砂浜を走らされるのと同じようなトレーニングとしての効果が期待できますが・・・。
問題は、足骨格の歪みが強い方の足を不安定にする事が、トレーニング効果よりも関節により一層の偏った負荷を掛けることに繋がり、返って足関節や膝関節のトラブルを誘発してしまう恐れがあるというところにあります。
やはり、自分に適した効果的で無理のない運動を心掛けないと、思わぬ落とし穴が待っているという事なんですね・・・。
続く
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