やっぱり気になる足首の歪み

小黒健二

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テーマ:足と靴

朝の通勤時間帯、JR横浜線と東急田園都市線の相互乗り換えで混雑する長津田駅の通路。
私の目の前を足早に歩いていく通勤、通学の人達の足元に思わず目がいってしまう事があります。
いわゆる「職業病」とでも言うのでしょうか、反射的に観察眼が働いてしまうようです・・・。

パンプスを履いて歩く女性の足首、クラシックスニーカーやローファーを履いて歩く学生達の足首が体の内側に倒れ込んでいるケースを多く見かけます。
特に左足首が強く歪んでいる場合が多いようです。

足首の回内(体の内側に傾く現象)は土踏まずや足の親指の付け根に負担が掛かることから、やがて扁平足や外反母趾の原因にもなります。
また、足首が安定しないと体の軸が振れ易くなり、膝や腰にも負担を掛けることになるのです。

足首が不安定になり、歪んでいるにもかかわらず、細いヒールのパンプスや柔らかい生地と柔らかいゴム底で作られているクラシックスニーカー、靴紐の無いステップインタイプのローファーを履き続けるのは、家の土台が弱くなって傾いているのにもかかわらず、柔らかい土地を選んで移築するようなものです。
やがて家は大きく傾き、壁に亀裂が生じたり、住む人の平衡感覚が影響を受けて、気分が悪くなったりすることでしょう。

しっかりとした地面に強靭な柱を構築することが、家を安定させることに繋がるように、しっかりとした靴で足を安定させてこそ、足首を補強することになり、体の安定性を確保して膝や腰への負担を軽減することになるのです。

朝の通勤時間に観察すると、足元が不安定なまま、癖のある歩き方をしている方が多くて、ついつい気になってしまいます。

「足と靴の相談室」ロビンフット長津田 http://www.robinfoot.co.jp/
30min.http://30min.jp/place/918275
濱ともカードhttp://www.city.yokohama.lg.jp/kenko/kourei/hamatomo/
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小黒健二(シューフィッター)

有限会社ロビンフット

足のトラブルの原因は様々ですが、病気や事故が原因でなければ、多くの場合が生活習慣による足の筋力の低下によるものです。「足のカウンセリング」は、生活習慣の見直しと運動による自己管理もアドバイスします。

小黒健二プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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