足と靴の川柳
なんと、7年前に地元メディアに掲載された特集記事を頼りに、御婦人がご来店されました。
「この記事を切り抜いて大事に取っておいたのよ・・・。色々な靴屋さんに行っては、靴を足に合わせて貰ったりしたけど、やっぱり調子が良くないの・・・。それで、とうとうお宅が最後の頼りとばかりに決心して来たのよ・・・。」と御婦人。
「そうだったんですか・・・。」と私。
早速、「足のカウンセリング」を始めました。
この御婦人は、骨盤が左に傾いていました。
また、両足首が体の外側に倒れ込んでいます。
ご本人曰く、「足の裏が痺れるような感じがする」とのことで、足の横アーチが扁平になる「開張足」になっているのが原因ではないかと推察しました。
「足のカウンセリング」の結果に基づき、健康靴のフットベッドインソールに簡単なサポートを組み込んだテストシューズを仕立てて履いて歩いて頂きました。
ところが、この御婦人の歩容が良くありません・・・。
つま先がカカトと同時に地面に接地するようなペタンペタン歩きであり、少し前屈み気味で、手の振りがまったく無く、股関節を起点とした脚の振り出しが小さいため、肩が左右に大きく揺れながら歩いてしまいます。
「もっと背筋を伸ばして、前方のやや高い所を見るようなつもりで手を振って歩いて下さい。つま先を持ち上げて自然にカカトから地面に接地するように意識しましょう。」とアドバイスしました。
5分ぐらい掛けて歩き方を指導すると、見違えるように歩容が安定してきました。
「今の感じを常に意識して、歩く練習をすれば、自然に正しい歩き方が出来るようになると思いますので頑張りましょう。」と私。
健康靴に慣れ、歩容の改善も促したところで、ご自身が履いて来たドイツ製のコンフォートシューズに履き替えて歩いて頂きました。
「わあ、なんだかフラフラしちゃう・・・。足が薄っぺらになったような感じがする・・・。これは履いていられないわ・・・。」と御婦人。
こうして、健康靴の効用を体感し、ご納得頂いた御婦人から製作のご依頼をお承りしました。
40分後、出来上がったばかりの健康靴に履き替えて、御婦人はお帰りになりました。
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