立て続けに「変形性膝関節症」の御婦人がご来店されました

小黒健二

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テーマ:足と靴

午前中と午後に掛けて「変形性膝関節症」で悩む御婦人が立て続けに3名様ご来店されました。
お二人はご予約を頂いていましたが、お一人は飛び込みでご来店の方でした。
幸い支障もなく、お待たせせずにそれぞれのお相手をする事が出来ました。
それにしても「変形性膝関節症」で悩む御婦人が多いですねえ・・・。

お一人様は病院で働く薬剤師さん、そしてもうお一人様は、以前に両股関節共に人工関節置換術を受けられ、最近になって右膝を人工関節にしたという御婦人、その間を縫って、予約なしでご来店された膝の痛みで悩む50代の御婦人という状況でした。

皆さんに共通するのは、ヒアルロン酸の注射で一時的に痛みが和らいだ後、再び痛みが再発する経験をお持ちであること、そして膝の負担を抑えるために体重を落とすことや筋力を鍛えるウォーキングを勧められていることなどでした。

3名様の内、比較的お若い御婦人はローヒールのカッターシューズで、他の2名様はスニーカーを履いておられました。
3名様共、結果的には膝に負担がある足や足首が安定しない履物を選択しておられました。

健康靴のテストシューズを履いてもらった結果、三名様それぞれに、「わあ、膝が痛くなく歩ける・・・。」、「スイスイ歩ける・・・。」、「足の裏も膝も痛く無い・・・。」と言っていただけました。

変形性膝関節症の原因である膝周りの筋力の低下や膝関節のズレ、荷重による関節の負担増は、足の筋力の低下と密接に結びついています。
足が不安定になる履物を履き続けているという自覚がないまま、無闇にウォーキングをした結果、よけいに症状を悪化させてしまったという例もあります。
膝関節の負担を軽減して膝関節が安定する健康靴を履いて歩いてこそ、体に優しい筋力トレーニングとなり、歩く事が負担のない楽しい運動になるはずです。

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小黒健二(シューフィッター)

有限会社ロビンフット

足のトラブルの原因は様々ですが、病気や事故が原因でなければ、多くの場合が生活習慣による足の筋力の低下によるものです。「足のカウンセリング」は、生活習慣の見直しと運動による自己管理もアドバイスします。

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