中足骨骨頭痛(ちゅうそつこつこっとうつう)
今年の4月に中足骨骨頭痛(ちゅうそつこつこっとうつう)と外反母趾をサポートする健康靴をお作り頂いた男性。
身長は172cm以上、体重が70kgと大柄でダンディな70歳前半の紳士です。
「どうも最近、右足のインソールの方が足の支えが弱いような気がするんで診て貰いたいのだけど・・・。」と男性。
「はい、どこが弱いと感じますか?」と尋ねる私。
「土踏まずの支えられ方が前より弱い感じがするのと、親指の付け根が靴に当たるような気がするんだ。」と男性。
健康靴のフットベッドインソールを取り外してみると、確かに右足の親指の付け根付近のトップカバーが大きく窪んでいました。
どうやら右足の回内が強くなっているようです。
「再調整をして来ますので、暫くお待ち下さい。」と言って工房に入る私。
右足のフットベッドインソールのカカトの内側から親指の付け根の手前までのインソールベースをコルクにて補強し直しました。
「手直しが終わりましたので、履いて歩いてみて下さい。」と私。
歩き出す男性。
「ああ、この感触だ・・・。支えが強くなって親指も楽になった・・・。」と男性。
「良く歩かれているようなので、インソールの消耗が速いかもしれませんね。でも、経年変化が起きても再調整できますから、何か変だなと感じたらお申し付け下さい。」と私。
「いやー、ちょっとした調整で大分楽になったよ・・・。どうもありがとう。」と男性。
足取りも軽やかにお帰りになりました。
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