適度な運動（ウォーキングなど）を心掛けて、健康を維持しましょう

以前、健康靴をお作り頂いた御婦人が、病院の帰りがけに立ち寄って下さいました。
「どうも膝の調子が良くないので、病院に行ったら、膝に注射をしましょうと言うので、またかと思って拒否してきちゃった。」とご婦人。
「多分、ヒアルロン酸の注射でしょうけど・・・。5，6回打てば、炎症は治まるでしょうけど・・・。」と私。
「ちょっとお宅で靴の調子を診ていただけないかしら？」とご婦人。

「では、そのまま歩いてみて下さい。」と私。
歩容を見ていると、わずかに左の外側に偏って歩いています。
「痛いのは左膝ですか？」とお尋ねすると、
「そうなの・・・。すごいわね、どうしてわかるの？」とご婦人。
「左の外側に倒れかかるような歩き方をしていますので、左膝の内側に負担が掛かっているんじゃないかと思ったんで・・・。」と説明する私。

早速、左の健康靴に外側を支えるためのパーツをプラスして、試しに歩いて頂きました。
「あら、膝が痛くなくなったわ・・・。普通に歩けるわ。」とご婦人。
「左への偏りがなくなって、バランス良く歩いていますものね・・・。」と私。
「病院のお医者さんが、膝が悪いのに歩いちゃ駄目だって言うもんだから、歩かなかったら益々身体が言うことを聞かなくなっちゃうって反論したんだけど、間違ってないわよねえ・・・。」とご婦人。
「膝が痛い原因を探って、適正な対処をしたうえで、基本的な運動を無理なく続ける事が理想なんですけどねえ・・・。」と私。
こうして、健康靴に新しい調整加工をプラスして、歩容バランスが改善され、歩く意欲を失うことなく、ご婦人はお帰りになりました。

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