安全靴で外反母趾や内反小指になる?
「お宅の事は、ずっと前から知っていたのだけど、なかなか来る機会がなくって・・・。でも、今日はこちらの近くに来る用事があったので、寄ってみたのよ・・・。」とお話し下さったご婦人。
「夏のサンダルが欲しいの・・・。何かお勧めの靴、あります?」とご婦人。
「そうでしたか・・・。でも、まず足の状態をお調べした上でないと、どのように足をサポートするサンダルをご提供すれば良いのか分かりませんので、足のカウンセリングをさせて頂きたいのですが・・・。」と私。
「そう、そう、そうよね・・・。ぜひ足を見て診てもらいたいわ・・・。」とご婦人。
こうして、ご婦人の「足のカウンセリング」が始まりました。
この方は、踵の骨が外反して扁平足になっていました。
そのため、親指の付け根に荷重が掛かり過ぎていました。
履いてきた靴は、有名メーカーのウォーキングシューズでしたが、例によって靴紐はユルユルのまま、サイドジッパーで脱ぎ履きしているようです。
靴底や土踏まずを支えるべき靴の内側が柔らかいせいで、体重に負けて靴全体が内側に捻られたように変型していました。
このままでは、足元が不安定なまま歩き続ける事になり、足首や膝に負担が掛かってしまいます。
「足のカウンセリング」の結果に基づき、健康靴のサンダルに簡単なサポートを組み込んだテストシューズを仕立てて履いて歩いて頂きました。
「何だか初めての感覚だわ・・・。足の裏側を押されて指圧されてるみたい・・・。」とご婦人。
「ちょっと最初は違和感がありますけど、直ぐに慣れてくると思いますよ。」と私。
2,3分店内を歩き回って頂いた後、今度はご自身が履いてきたウォーキングシューズに履き替えて歩いて頂きました。
「あら、コレは随分と違うわね・・・。何だか足がペッタンコになって底が薄っぺらな感じがする・・・。」とご婦人。
「体の安定感が無くなったでしょ?」と私。
「そう、そう、フラフラと歩いている感じね・・・。」とご婦人。
30分後、出来上がったばかりの健康靴のサンダルを履いて、ご婦人はお帰りになりました。
第8回 足と靴の無料相談会 http://mbp-japan.com/kanagawa/robinfoot/seminar/442/
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