膝の痛みを助長する靴と外反母趾や扁平足を助長する靴
ビーチ(砂浜)を歩くためのサンダルで街の舗装路を歩き続ければ、当然足への負担が強すぎて、足の筋力が低下している人ほど足を痛めるリスクが高まります。
「サンダルのようなフラットな靴は、土踏まずを支える部分がアーチ状になっておらず、側面のサポートもなく、履いている人の姿勢にもほとんど変化がない。そのため長時間履いていると骨にずれが生じ、ひざ、腰、背中に痛みが生じる恐れがある。また足を固定するものが何もないため、転倒、足首のねんざ、骨折の原因にもなりうる。」(CNN記事より)という足専門医の指摘は、その通りだと思いました。
「足は常に地面との最初の接点になる。足と地面との接し方が、体の骨格整列に影響を与えるのだ。」(CNN記事より)という、足の予防衛生研究所(IPFH)の事務局長ボブ・トンプソン氏の言葉は、足が人の土台骨たる所以を非常に的確に表現しています。
さて、今夏の女性の間で流行になっている履物の一つに、ビーチサンダルよりもしっかりした底の構造になっているものの、ビーチサンダルの鼻緒部分にアクセサリーが施された様なリゾート風サンダルがあります。
時々、履いて歩く女性の姿を見かけますが、足首が内側に倒れ込んでいる方が多くいらっしゃるのが気になります・・・。
日頃の生活習慣や履物の影響で、すでに地面との最初の接点になる足の骨格にズレが生じている訳で、このような方が痛みなどの自覚症状がないからといって、土踏まずを支える機能に欠け、足首に対する側面からのサポートがないサンダルを履き続ければ、足の骨格のズレが助長され、やがて全身の骨格整列にも影響を及ぼし、膝の痛みや腰痛や背中の痛みや肩こり等で悩むことにもなりかねません・・・。
夏の履物で足や膝を痛め、その影響が秋ごろに痛みとなって現われるという例も少なくありません。
それでなくても普段から足のトラブルを感じているような方には、夏の開放的な履物に対する注意喚起が必要な気がします・・・。
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