足と靴の川柳
当相談室で健康靴をお作り頂いたリウマチの女性。
健康靴のカカトが片減りしてきたので、修理の依頼のためにご来店されました。
ところが、店内に入って来た女性の歩く姿を見て、「おやっ?」と思った私。
「どうしました? 足の調子が良くないみたいですが?」とお尋ねすると、
「リウマチ自体の反応は低く抑えられて良い結果なんですが、今日、夏だからと思って、買ったばかりのこのサンダルを履いてきたら、途中で足の調子が悪くなってきたのに気づいたんですよ・・・。」と女性。
女性が履いていたサンダルを手にとって見てみると、バックベルトで靴底が柔らかく、靴の真ん中が曲がってしまうような不安定な構造でした。
さらに悪いことに、靴底全体が丸みを帯びた形状なので、足首が左右にブレて不安定になるようです。
「このサンダルで歩いていると、足首を捻挫してしまうかもしれませんね・・・。」と私。
「どうしよう・・・? 履き替えに新しい靴を買っていこうかしら・・・。」と女性。
修理にお預かりする健康靴の加工済みのフットベッドを取り外して、新しい健康靴に入れ替えて履いて頂きました。
「うーん、やはり靴底にもサポートを加工しないと、まだ不安定ですね・・・。」と私。
「でも、やっぱりこの靴の方が安心して歩けますから、加工して下さい。」と女性。
早速、靴底の加工を始めました。
40分後、出来上がったばかりの新しい健康靴を履いて歩いて頂きました。
下の写真の右が健康靴を履いて歩く姿で、左が既製品のバックベルトサンダルを履いて歩く姿です。
靴底のソフトなバックベルトサンダルと堅牢なカウンター付きの健康靴とでは、明らかに足首の安定性が違うのがお分かり頂けるでしょうか?
こうして、新しい健康靴に履き替えて、女性はお帰りになりました。
第8回 足と靴の無料相談会 http://mbp-japan.com/kanagawa/robinfoot/seminar/442/
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