6年ぶりにご来店頂いた女性

99年に初めて健康靴をお作り頂いて以来、2006年までは毎年のようにご来店いただいていた女性が久し振りにお越し下さいました。
「ここで初めて作った健康靴は、今年の初めにとうとう処分してしまいました。それ以来、市販の靴を履いていたのですが、最近、足が痛くなってきたので、また新しい靴を作って貰おうと思って来ました。」と女性。
「そうでしたか。では、久々に足のチェックをしてみましょう・・・。」と私。
足を診てみると、6年前のデータと比べてアーチ構造が明らかに崩れていました。
特に右足は偏平足が強くなっていましたし、骨盤の歪みも発生していました。
現在の足や骨格の状態を説明すると、
「やっぱり・・・。最近全然歩いていないし、運動不足なのは分かっていたんですが・・・。それに、足の裏にタコが出来てしまったし・・・。」と女性。
「足を支えることが出来ない市販の靴で歩いているうちに、筋力の低下による足への負担増とが重なって、アーチ構造を崩し、足の裏に圧し掛かる負荷がタコを作る原因になったようですね・・・。」と私。

早速、健康靴に簡単なサポートを加えて、テストシューズを仕立てました。
「わあ、楽だ・・・。足の裏が痛くない・・・。」と女性。
「久々に健康靴で足をサポートする感触を思い出したでしょ？」と私。
「ああ、やっぱり快適ですね。」と女性。
しみじみと足裏の心地よい感触を味わっておられるようでした・・・。
「私、今は前とは違って、事務ばかりなので、会社用のサンダル靴と通勤とウォーキングを兼ねた靴との2足作って欲しいのですが・・・。」と女性。

「はい、分かりました。」と私。

40分後、サンダルとネックベルトタイプのカッターシューズの2足の健康靴が出来上がりました。
早速、ネックベルトの健康靴に履き替え、「このまま履いて帰ります。」と女性。
出来上がった健康靴のサンダルと履いて来たご自身の靴を入れた手提げ袋を持って、お帰りになりました。

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