膝関節の手術（人工関節置換術）を受けられた御婦人

変形性膝関節症の痛みに悩んでおられた御婦人が、痛みの酷い左足の膝関節を人工関節に置換する手術を受けられました。

膝の痛みが無くなり、膝の曲げ伸ばしが楽に出来るようになり、大変喜んでおられました。
ところが、次第に腰痛を感じるようになり、通われていた整骨院のご紹介で当相談室に来られました。

「足のカウンセリング」の結果、膝関節の手術をお受けになった左脚が右脚よりも長くなっていました。
その差は立位で約2cmでした。
椅子に座っていても、明らかに左膝が右膝よりも高い位置にあります。
つまり、骨盤が右に2cm程傾いた状態になっている訳で、腰痛が起こっても不思議ではないのです。
さらに、右膝は少し屈曲したままなので、歩行の際には2cm以上の差になっている筈です。

健康靴に調整加工を加えて骨盤の傾きを半分程度補うようにしました。
また、偏平足である左足や外側に倒れやすい右足首のサポートも補正加工しました。
早速、出来上がった健康靴のフィッティングを確認しました。
「わあ、体が傾がなくなった・・・。歩き易いです・・・。」と御婦人。
そのまま健康靴を履いてお帰りになりました。
　
「足と靴の相談室」ロビンフット長津田　http://www.robinfoot.co.jp/