安全靴で外反母趾や内反小指になる?
当相談室でお作りした「健康靴」の修理のご依頼を承る際に思うことがあります。
靴のカカトや靴底が擦り減るのは仕方が無い事なのですが、革のお手入れが何にもされていない靴が多いのには驚きます。
革は雨に濡れた後の乾燥や経年変化で油分が無くなるとしなやかさが失われ、ゴワゴワしてきます。
色も薄くなり革の表面が乾燥して毛羽立った状態になる場合もあります。
こうなると雨水が染み込み易くなり、その後乾燥した革がさらゴワつき、革が裂ける原因になります。
毎日履いている靴ならば、せめて1週間に一度位は靴クリームを塗って補色と油分の補給をして下さい。
見違えるように生き生きとした革になるはずです。
綺麗になった靴で歩くと足元が軽やかになり、新鮮な気分を味わえる事でしょう。
不意の雨にも防水効果を発揮してくれるでしょう。
「足と靴の相談室」ロビンフット長津田 http://www.robinfoot.co.jp/