足と靴の川柳
外反母趾や巻き爪やウオノメ、タコ、O脚や腰痛で悩んでいる若い女性に一言。
ご自身の履いている靴や靴の履き方、運動不足などの生活習慣を一度見直してみましょう・・・。
足のトラブルの原因が必ずあるはずです・・・。
原因もなくトラブルは発生しないのですから・・・。
足のトラブルがお気に入りの靴が原因で起きている場合には、その靴を履かなければよいのですが、そうはいかないのが若い女性によく見られる対応です。
「好きな靴が履きたいのであれば、自由なのでしょうが、そのかわり、足が痛い原因は何時までたっても解消されないままですよ・・・。」とアドバイスする私。
ヒール高が9cmもあるつま先の尖ったブーティを履いて、巻き爪が痛いとか足の裏が痛くなるとか、小指の脇や親指の脇に角質やタコが出来て痛いと訴えられても、それは今履いている靴が原因なのですから・・・。
この方は、ご自分で靴のつま先にクッションインソールを入れてそれなりの対処をしていましたが、一時しのぎにしかならなかったようです。
圧迫されたつま先の巻き爪や外反母趾やウオノメ、タコは悪化する一方との事でした。
おまけに、最近は腰痛も酷くなっているそうです・・・。
「それだけ高いピンヒールの靴を履いていれば、足首が不安定になってO脚にも影響しますよ。膝の痛みが起きるかもしれませんよ・・・。」と私。
「どうしたら良いの?」と女性。
「ですから、その靴を履かなければ良いんですよ・・・。少し足の負担を解消してあげないと・・・。」と私。
「・・・・・。」黙り込んでしまう女性。
原因と結果の因果関係が明らかになっても、原因が大好きな事だから止められないというのは良くあることです・・・。
しかし、それを無理矢理に対症療法で解消しようとしても、一時しのぎにしかならず、さらに悩み込んでしまうだけです・・・。
こういう場合、まずご自身の気持ちを変える(抑える)努力をしないと、ますます悪循環に陥る可能性があります・・・。
人間にとって気持ちを変える(抑える)事が一番難しいことなのかもしれませんね・・・。
「足と靴の相談室」ロビンフット長津田 http://www.robinfoot.co.jp/