内反小趾とタコと膝の痛み

2012年2月12日公開 / 2014年7月17日更新

テーマ：足と靴

コラムカテゴリ：くらし

コラムキーワード：膝の痛み、 O脚　改善

足の小指が体の内側に曲がる症状を内反小趾（ないはんしょうし）と言います。
本日、「足のカウンセリング」を受けにいらっしゃった御婦人が強い内反小趾でした。
この方は強いO脚でもあり、変形性膝関節症と診断されていました。
親指はほぼ真っ直ぐに変形もなく良い状態でしたが、それに反して小指の状態は変形が強く、靴と擦れて爪が無くなっています。
指節関節には固いタコが出来ていました。
外反母趾と同じように小指の付け根は大きく飛び出して腫れています。

この御婦人にはアンクルブーツの健康靴にO脚を矯正するパーツを組み込んで、足の外側（小指側）にかかる荷重の負担を軽減する補正加工をしました。
足首を真っ直ぐに保つ効果があるアンクルブーツは、強いO脚の方には非常に有効な靴です。
早速、出来上がった健康靴を履いて歩いて頂きました。
「いかがですか？」と私。
「痛くないです。あれだけ痛かった小指の脇が靴に全く当たらなくなりました。伸び伸びしてます。」と御婦人。
「靴で圧迫されなければ、小指に出来たタコも自然に改善していくと思います。膝の内側への負担も軽減されて、痛み無く歩けると思いますよ。」と私。
「膝がガクガクしなくなったような気がします。すごく楽に歩ける・・・。」と御婦人。
そのまま履いてお帰りになりました。

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