膝の痛みを助長する靴と外反母趾や扁平足を助長する靴
人間の土台骨とされる踵骨(しょうこつ)。
この踵骨(しょうこつ)の歪みが様々な骨格の歪みの引き金になることはあまり知られていません。
骨盤の歪み(腰痛)や猫背(脊椎の歪み)膝の痛み(O脚、X脚)、外反母趾や偏平足が踵骨(しょうこつ)の歪みが原因である場合も多いのです。
踵骨(しょうこつ)の歪みは自分で見ることは出来ませんが、人に見てもらえばある程度発見することが可能です。
下の写真のように確認することが出来ます。
踵骨(しょうこつ)の上には距骨(きょこつ)という骨があり、その距骨(きょこつ)を挟み込むように膝から下の2本の長い骨(脛骨と腓骨)が組み合わさって足首を構成しているのです。
従って踵骨(しょうこつ)の歪みは足首の歪みの原因になります。足首の歪みはその上の膝や股関節や骨盤にまで影響するのです。
足首を捻挫したりすると踵骨(しょうこつ)を支えている靭帯が伸びて緩んでしまいます。そこから足首の不安定な状態が続くと膝や骨盤のアンバランスにまで至ることがあるのです。
膝の痛みや腰痛がなかなか解消しないと言う方、ぜひご自身の踵骨(しょうこつ)が歪んでいないかどうか確認してみて下さい。
「足と靴の相談室」ロビンフット長津田 http://www.robinfoot.co.jp/