コラム
「放射性物質が“大量に”飛び散っている可能性は低い」という当初からの政府の見解は・・・?
2011年10月24日 公開 / 2014年7月17日更新
「千葉県柏市根戸の市有地で毎時57・5マイクロ・シーベルトの高放射線量が検出された問題で、文部科学省は23日、現地調査の結果、近くの側溝が破損し、漏れ出た雨水が土中に流れ込み、局所的に高くなったとの見方を示した。」
という読売新聞の報道がありました。
「政府がいまだ飛散を認めないストロンチウム90の危険度はセシウムの300倍」
という報道もあります。
事実が明らかになってから後追いする「追認」のような発表は止めて欲しいと思います。
データや情報を明らかにせず、予測された事態が現実に起こるまで(それも、発覚しなければ無かった事になります)可能性を認めないというのなら、基より原発事故など防ぐ事はできません。
「可能性は低い、今のところ考えられない、直ちに被害があるわけではない、想定を超える事態だった。」などと見解を述べるだけなら、予測に基づく予防は出来ません。
こういう姿勢を変えることが出来ないのなら、やはりこの国には原発を安全に管理運営する資格など無いということです。
「足と靴の相談室」ロビンフット長津田 http://www.robinfoot.co.jp/
関連するコラム
- 戦争と平和 2015-08-09
- 放射能汚染水も消費税も・・・ 2013-09-13
- やられたら、やり返す。倍返しだ! 2013-09-29
- #保育園落ちたの私だ 2016-03-06
- 経済の不思議 2014-02-11
コラムのテーマ一覧
カテゴリから記事を探す
小黒健二プロへの
お問い合わせ
マイベストプロを見た
と言うとスムーズです
勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。