実感とかけ離れた様々な出来事
「千葉県柏市根戸の市有地で毎時57・5マイクロ・シーベルトの高放射線量が検出された問題で、文部科学省は23日、現地調査の結果、近くの側溝が破損し、漏れ出た雨水が土中に流れ込み、局所的に高くなったとの見方を示した。」
という読売新聞の報道がありました。
「政府がいまだ飛散を認めないストロンチウム90の危険度はセシウムの300倍」
という報道もあります。
事実が明らかになってから後追いする「追認」のような発表は止めて欲しいと思います。
データや情報を明らかにせず、予測された事態が現実に起こるまで(それも、発覚しなければ無かった事になります)可能性を認めないというのなら、基より原発事故など防ぐ事はできません。
「可能性は低い、今のところ考えられない、直ちに被害があるわけではない、想定を超える事態だった。」などと見解を述べるだけなら、予測に基づく予防は出来ません。
こういう姿勢を変えることが出来ないのなら、やはりこの国には原発を安全に管理運営する資格など無いということです。
「足と靴の相談室」ロビンフット長津田 http://www.robinfoot.co.jp/